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2020/03/15

「月が導く異世界道中」漫画7巻

カテゴリー: 漫画 — タグ: — chaba @ 05:37

「月が導く異世界道中」漫画7巻が出てた。前巻のラストでは「亜空」に招き込んでいた冒険者が起こしたトラブルにより死傷者が出てしまい、その犯人が逃げるのを追って始末したところまでだった。そこから「森鬼」の訓練風景とか巴&澪のやいやい騒ぎやらコモエ登場やらが見られるのは楽しいのだけど、帝国の勇者・智樹が出てくるとなかなか辛い。自己中ワガママで「魅了の魔眼」により世間をかき乱すのも辛いけど、その勇者を利用する女神や帝国の裏を見るのも辛い。この漫画、基本コミカルベースでカワイイ描写も多いのだけど、殺伐としたえげつないシーンもそれなりに出てくるからなかなか油断ならんです。もともとがそういう原作なんだけど、漫画化されるとそういう落差というか可愛さもえげつなさもありありとビジュアル化されるのは強烈です。巴たちの「ゆかいな仲間」感は非常に好きだし、巻末のおまけ4コマとか見てると漫画担当氏はコミカル描写が上手い人なんだなとは思うのだけど。コミカルと殺伐が入り交じる、このへんは「オーバーロード」漫画にも通じるモノがあるかなあ。まあそういう作を気に入って読んでいるということではあるんだけど。
ところでコレの原作、もともと「なろう」掲載だったのがアルファポリスに移籍してたのだけど、今見てみたら2016/8でエタってたのが先月末あたりから地味に再開してるみたい。なにしろ長い話になってるので風呂敷広げすぎてる気もするんだけど、どういう着地を見せるんですかね。…しかしあらためて原作の膨大さを見ると、コミカライズがまだ1章相当しか至ってないことに気づく。コレ全部コミカライズしようとしたら何十巻要るんだろう。継続されても、人生で見終えられない気がしてきた。いやそもそも原作が終わってませんけども。

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