『大大100』2話。羽香里と唐音によるファーストキス争奪戦バトル。様々なギャグでボケツッコミも激しく全力疾走な感じだけど、しかし教頭はアレいいのかと心配になる。
『薬屋のひとりごと』1話。薬屋の娘・猫猫、人さらいに拐われ、後宮に売られて下女として働くことに。女が2000人に宦官が1000人という大所帯で目立たずに生きのびようとしていたが、産まれたばかりの王子とその母が体調悪いという話を聞き、ちょっと覗きに行った先で妃同士の喧騒を目にし、薬師としての知識経験からその妃の症状を見抜く。どうにか伝えようとするが… 古代中国風物語、いきなり人さらいに遭遇したり、後宮奥に連れて行かれて「生きて帰れるのかな…」と諦め気味なぼやきを入れたりとなかなかにシビアな世界。しかし語り口はコミカル。OPとか『後宮の烏』みたいな雰囲気を想像してたら全然違った激しい調子だったのが意外。
同2話。高級女官に抜擢されて上級妃の毒見役となった猫猫。昔から自身でいろいろ毒を試してきたので耐性が付いてるらしい。過酷な仕事として先輩女官たちから気を遣われるが、本人はむしろ高級な食事を楽しんで豚になったりしていた。そんな中で宦官・壬氏から、媚薬作りを依頼されたり、蛮族討伐の前線での毒騒動について見解を問われたり。ほとんど会話劇だけどテンポ良いしコミカル表現も挟まるので見ていて楽しい。CV悠木碧氏はさすがの安定感で、『幼女戦記』ターニャと同様のロートーンだけどもっと諦観というかドライな感じか。ターニャはもっと強そうな感じがありますわね。
同3話。後宮の城壁で踊る女の幽霊。それは武官に下賜されるという芙蓉妃で、夢遊病の症状とされて猫猫にも見解を問われていた。実際に扶養妃の踊る様子を見に行ってその美しさに魅入られた猫猫、その事情を調べるうちにある憶測にたどり着く… なかなかに見応えのある回。初回3話一気にやったのは、ここまではやっておきたかったということなのかな。確かにそれに値するぐらい印象的なエピソードではある。それにしても『推しの子』といい『フリーレン』といい、初回いきなり3話4話ぶんをぶつけてくるのが流行りなんですかね。有名原作でないとなかなか出来ないでしょうけども。
『16bitセンセーション』3話。1992年から現代に戻ってきたコノハ。またあの時代に戻りたいと願うが叶わない。そして開発に関わったソフトも今ではどこも扱っておらず、あの会社も残っていない。どうにかしてまた戻りたいと願い続けたある日、とある流れで再びタイムリープ、ただし4年後の1996年へ。会社も残っていたが、飛び出してきた守とすれ違う。時代はWindowsに移ろうとしていて、会社でもWin95向けのソフトを出そうとしていたが、守は頑なに98専用じゃないと辞めると言い張っていた…
『シャングリラフロンティア』4話。ヴォーパルバニーの首領に認められて特殊装備を得て、案内役としてヴォーパルバニー・エムルを付けられたサンラク。いったんログアウトして約束があった別ゲーに向かうと、そこの仲間に『シャンフロ』の楽しさを語る。すると仲間たちもそちらに参戦しようかという流れに…