ユグドラユニオンのキャラと世界設定を使って、本編と関係ないifの展開を見せるというユグドラユニゾン、携帯電話アプリとして出てましたがDS向けにリメイクされるそうな。ユグドラユニオンは漫画家きゆづきさとこ氏によるキャラが魅力的で、しかしゲーム内容は難易度とともになかなかハードという評判で、GBA版から気にはなってたんだけど手を出し切れず、PSP版になって若干マイルドになったという話も聞いたので手を出してみました。…やっぱりハードでした。それでもじっくり取り組んで、なんとかクリアまでは達しました。
完遂できたのはやはりキャラの魅力が大きかったでしょうね。まあハードと言っても私がクリア出来る程度なんだからそこまで激難でもないのかも、ていうかPSP版のマイルドさに助けられたのかも。しかし難易度よりハードなのがシナリオで、亡国の王女ユグドラが故国復興を願いつつ敵勢力に立ち向かっていく話なんだけども、立ちふさがる相手をことごとく撃破して皆殺しにしていくという… 敵方も誤解やら信念やら信条やらを抱えていて、きゆづきキャラだけに萌え系も多いんだけどそれらをことごとく血祭りにあげていく様は鬼神の如く。最後のエンディング分岐では神にまで立ち向かうというものすらありました。キャラ画像とギャップが激しすぎるんだけどそれだけに話が盛り上がってしまうから困る。
余談ながらユグドラユニオンのアンソロジーコミックでは、たくさんの作家に混じってきゆづき氏まで召還(本人談)してたのは素晴らしかったw こちらのほうは絵柄に合ったライトなタッチで非常に良かったです。さすが本職にして本物。
で、直接の繋がりは無いんだけど同じ世界を共有しているということでその意味では前作にあたる「約束の地リヴィエラ」にも手をだしてみたけどもあまりに独特なインターフェースに断念。こちらは電撃PSの付録コミック表紙やクロスゲートなどで知られる(ユグドラでもカード画を描いてた)戸部氏がキャラ画を担当していて、こちらもなかなか魅力的だったのだけど、移動にも戦闘にもストレスが募る一方で続行できませんでしたorz ついでにこれまた同じ世界を共有しているという「ナイトインナイトメア」も買ってみたけど、これまた独特すぎるインターフェースとハードすぎる死生観に恐れをなしていてほとんどすすんでおりません。
そんなわけでよく考えてみたらユグドラぐらいしかまともにやってないな私。ユグドラユニゾンは携帯アプリとして出てた情報を見る限りではグラフィックも使い回しでしかも表情変化も無し、という携帯の容量に制限されまくった表現だったようですけど、今回コンシューマ機に来たことで追加要素たくさんなんだそうです。ゲーム性をそのままにボリュームアップといったところなんでしょうか。でも皆殺しなのは変わらないんでしょうか…orz
あとおなじくスティングから、PSPにエクシズ・フォルスというファンタジーRPGが出るそうな。こちらは戸部氏をキャラデザインに迎えてるとのこと。世界観が上記のアレコレと繋がってるのかは不明。とりあえず年末に向けて気になるタイトルが出てきました。携帯機向けなのもイイですね。