「魔力チートな魔女になりました」書籍3巻。読者に好評らしく、私的にも大好きな3章の書籍化。育児の話なので、なんといっても愛娘セレネのビジュアルがついに出たのが嬉しい。いきなり表紙すぐ後のカラーイラストで泣かせに来てます。スナップ写真風にセレネの成長を振り返るいろんな場面が描写されてますが、本編中でも写真撮影の魔道具とか出てきて、たびたび使われる描写がある。コレweb版でも出てましたっけね? あとイラストになったセレネの髪が黒に近い色なのにちょっと驚いたのですが、本文中にも「黒に近い、深い緑色」と明記されてますね。どういうわけか金髪系をイメージしてましたわ。こういうことしばしばあるんですよね。書籍化されてビジュアル出たら細部がイメージと違ってて「!?」となることが。
あとがきで「読者から指摘を受けて、自分でも納得したので展開を変えた」と言ってるのは転移門を切断に至る切っ掛けのあたりでしょうか。あと違ってたのは結婚相手が顔に大怪我をしていてそれを治したというエピソードも削られてましたな。web版に無かった要素として拠点周辺でセレネの護衛や手伝いをするクマゴーレム(泥ゴーレムに泥団子で耳を付けた形)が出てきてたけど、コレについては以前からちょっと疑問に思ってたというか、テト以外のゴーレムを作って使役とかしないのねとは思ってました。4章以降でメイドゴーレムが加わるので拠点整備の人手は増えるのだけど、テト以外にゴーレムを作らないのは、テトと同様の付き合いはできないからこれ以上要らないってことなのかなとか思ってました。今回そのテト自身が、自分の手伝いとしてゴーレムを作って使役してるという展開になってました。このクマゴーレムたちも徐々に個性を獲得しているというし、メイドゴーレムのように人格を得るに至るんだろうか。
そして気がついたらweb版でも3巻出版を契機に6章の掲載が始まってた。こちらも読まなきゃ。続巻も楽しみなのですが、コミカライズもやらないのかなとか期待してみたりもする。まあぶっちゃけ漫画担当の当たり外れは大きいので過度な期待は禁物かもしれないが。…と思ったらコミカライズは既に決定している模様。どこだろう、見やすいところだといいんだけど。もともと書籍版のイラストも漫画っぽいところがあるので、テトの天真爛漫さを漫画でも見たい。最初のほうでは泥ゴーレムだけど。そして早く3章に至ってくれることを期待したい。
2020/08/31
魔力チートな魔女 書籍3巻
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