ようやく環境が整って?、気合い入れてArea3~5までを一気にクリア、そしてAreaXへ。VR用に新規実装されたというAreaXはさすがの美しさ。どこかの評価を借りれば、パーティクルの大乱舞。包み込まれるように、のしかかるように、圧倒される。そしておそらくは音効果も大きいんじゃないのかな。イヤホンで両耳ふさいで没入。それだけに環境が許さないとなかなかできないのですが、到着予定だった宅急便も受け取ったのでw、没入できました。AreaXは従来ステージの1つと同じ程度の長さのように感じましたが、控えめに言って感動。WindowsMRを買って本当に良かった。ストーリーじゃなくプレイ感そのものに感動したというのは、初めて「アフターバーナー」をプレイしたときの興奮に近いかもしれない。
あと旧作からのArea1~5ですけど、Dreamcastでやったときにはラスト戦でなんか失敗したような展開になっちゃってた覚えがあるのだけど、今回はミッションクリア的な感じに見えました。やっぱりオリジナルのDC版では失敗してたんだな。多数の敵が大乱舞して押し寄せるのをさばききれずに押し切られた感じだった。だけどゲームコントローラのアナログパッドよりも、棒コントローラを振り回すほうがターゲットしやすいんですかね。今回は成功した模様。連続プレイしてたら最後のほうでは腕が重くなりましたがw そうそう、腕は重くても酔いはほとんど感じませんでした。
…って、ずっとDCでやってたと思っていたのですが、トランスバイブレーターも買った覚えがあるのでどうもPS2版だったらしい?
今回のAreaXもエンディングには2パターンあるということですが、前作同様に成功と失敗で分かれるのかな。AreaXは2回やってみましたが、2回とも成功の雰囲気でした。難易度的に低めに感じるのは嬉しいところ。まあこれがゲームコントローラのアナログスティックだったら難しくなりそうですが。
撮りづらい上に伝わりづらいのでSSは出さないつもりだったけど、文章だけだとあまりに寂しいのでAreaXを非VRモードでマウスプレイ、ビューモードで撮ってみました。…やっぱり伝わらない感。抽象的なイメージばかりで何やってるのかも解りづらいですよねえ… VRじゃないと迫力もプレイ感も全然違うし。
しかしこれ本当にVRの代表例として大プッシュしてほしいなあ。新しい感覚の刺激を多くの人に味わってほしい。まあでもビジュアルは抽象的だしサウンドもデジタルビートだしである程度はゲーム慣れしてないと辛いかなとも思う。
WindowsMRでSteamVRアプリが使えるというコレ、早速試してみた。SteamからDLして実行、…できない。なんか起動はしかけるんだけどSteamVR側に機器の不具合?とか言われてる感じに。それであちこち見た結果、Windowsのアップデートをやってみたらいけた。
画面はこんな感じに。SteamVRのポータルルームってところなのかな。WindowsMRの中でSteamVRが動いている感じ、になるのでしょうか。しかしこれがまた、こちら側が立ち上がったりWindowsMRのほうが立ち上がったりするのでどうもよく解らん。WMR側のポータルルームにはSteamVR側への入り口があるようにも見えるのだけど移動はできないみたいだし。こちらの操作が悪いのか、あるいはβ段階なのでいろいろこれから整備していくのか。
そして待ちに待った「Rez Infinite」をSteamで購入して立ち上げる…のだけど、これもすんなりとは行かず。普通の画面で立ち上がってみたり、上述のWindowsMRポータルになったり。まだこのへん手順が把握できてない。
すったもんだを経てようやく開始、…こりゃすげえ。Dreamcastで体験済みのはずのステージが、なんかもう全く別物。視界を覆い尽くすオブジェクトが飛び交ったり後ろに流れていったりでもう大変。特にステージ変化で全体に星のような点が一気にぶわっと大量に流れるところでは感覚を奪われる感じに。「スターウォーズ」のワープで星が糸を引いて後方に流れる場面、劇場の大画面では大迫力ですが、アレが全身を包んで流れていく感じ。そして主観でないTPSタイプにしたことの功績とも聞くのだけど、意外と酔わない。やはりコレ、画面内がひたすら幾何学的で、写実的でないのもイイのかもしれませんね。写実的でないからいわゆる「不気味の谷」を気にすることもないし。ビジュアルが幾何学的ならサウンドも電子的なのも合致してますし。とにかく各所で鳥肌が立ちました。ようやくまともなVRアプリを体験できた感じ。1年遅れの体験ですが、これだけでもWMR買った甲斐があった。2017年末にしてようやく私にもVR元年が到来ですよ。
しかしプレイ時には視界はもちろんのこと、サウンドも非常に没入を高めてくれるので聴覚も取られるとなると本格的に外界遮断な感じになってしまうのはちょっと怖い。誰か後ろに立ってもわからないレベル。
PC画面上でのプレイをキャプチャしてみても、迫力の欠片も無いですよね… 伝わらないこの感動。うまく場面を選べばいいのかもしれないけど。開発側の人たち(バンナム原田氏やSIE吉田氏とか)が「体験してもらわないと伝わらない」とたびたび語っていたのが実感される。そしてこのPC画面、ESCでポーズがかかって、「View Mode」というモードも使えるのです。これ、画面固定のままでアングルを自由に選べたりしてSSをちょっと凝れる、かもしれない。VRモードでも同様のことができるのかは解らないけど、しかしHMD被ってるときにESCは押せないですよね。