「月が導く異世界道中」漫画版、しばらく様子を見てなかったら進んでた。月刊ベースですものね。アニメ版でも描かれたソフィア戦を終えて「魔人」伝説の残る地で巴と帝国の勇者智樹が邂逅(このあたりまでは単行本も出てた気がする)、さらに海産物探索の漁師村では澪が同じく勇者の響と出会う。巴と澪がそれぞれ人外の凄味を見せるけど、漫画になって描かれると迫力が違いますね。怖いところを見せた後にはコミカルだったり可愛かったりという表情も見せてくれますが。この漫画は作画もなかなか緻密で本当に好き。アニメ版だとどうなるのか楽しみなような怖いような。その後は学園編に移り、真のもとに集められる生徒たちとか学園や街で出会う人たちとかがどいつもこいつもクセが強くて凄い。特に生徒たち、書籍版のイラストだといまいちピンとこなかったけど漫画にされるとその曲者ぞろいぶりがありありと見えてなんか独特ですね。まだほとんど出てないレンブラント姉妹もどんな感じになるんでしょうか。ついでに澪がツィーゲの料理店で料理の基本を習うなんてエピソードもあったけどこれは漫画版オリジナルですよね? この漫画版、絵柄は緻密で美麗だし単行本でのオマケ4コマとかもなかなかコミカルで好きなのでこの漫画担当氏はかなり信頼してます。次の単行本も待ち遠しい。
2021/12/01
2021/10/27
月が導く異世界道中 17巻
「月が導く異世界道中」17巻読んだ。環が従者になって、ツィーゲが革命独立に向けて盛り上がり、トアが宿願達成のためにダンジョンアタック。基本的な流れはweb版から変わってないとは思うけど追加エピソードてんこ盛りな気がする。トアのくだりもこんなに詳細に書かれてなかったような。そういえばトアはアニメにも顔を出してるんでしたね。そのほかのパーティーメンバーはハザル以外をいまいち認識してなかったけど、ラニーナとルイザ、ようやく少し認識できた気がする。今回みっちりバトルしてたので。この2人、アニメではまだほとんどまともな台詞も無かったんじゃなかったっけ。
そしてアニメが続くとすれば次こそみっちり勇者関係も描写されるでしょうからなかなかキツいかもしれない。帝国の勇者、智樹がなかなかのクズですので。まあ漫画版になって、いくらか人間味を感じさせるような描写もちらほら見えてはいるが。それに付き従う王女様の悪辣ぶりが逆に強調されてる感じなのが対象的。漫画版のほうも今後とも楽しみにしております。
2021/09/27
月が導く異世界道中 12話
「月が導く異世界道中」12話最終回。前回ラストでいきなり女神に補足されてぶっ飛ばされた先で出会ったソフィアに絡まれ、その続きの激戦。漫画版では1冊まるごと使ってたソフィア戦を1話の前半だけで終わらせてしまった。その後はツィーゲで店を開店したり、今後の展望をチラ見せしたりで締めてしました。ソフィア戦は物足りなさもあるけどまあダラダラやられるより良いのかな。ただ、戦闘後に意識を失った状態で亜空にかつぎ込まれて、真の負傷にショックを受けた澪が自分の身体を犠牲に回復させようとして(そして巴に止められて)たシーンはわりと好きなんだけどがっつりカットされてたのは寂しい。さらに最後のほうで勇者2人の姿もちらっと見せてた。ついでに魔族の将軍もチラリと。あと分体2号にコモエと名付けるのを挟んでくれたのはちょっとホッとした。おおむね満足、楽しませて貰いました。ただ識のボイスにはやっぱり違和感あるなあと思ってたら同様のコメントもちらほら。2期は学園騒動を主体に勇者も絡めてくる感じでしょうか。漫画版を追い越してしまうのならちょっと不安もありますが。
2021/09/20
月が導く異世界道中 11話
「月が導く異世界道中」11話。蜃気楼都市に招き入れた冒険者たちの狼藉により爆発事故発生、亜空に犠牲者が出てしまう… リッチに「識」と名前を付けて、同行させての学園都市への道中で女神に転移をインターセプトされてどこかに飛ばされ、その飛ばされた先でいきなり謎の2人組に殺されかける… といった感じで一気に話が進みましたが、漫画版でいう50話前後をすっ飛ばしたらしい? 勇者に率いられた軍勢が魔族領に攻め入ったとか言ってたからそのへんでしたっけ。ともかく漫画版はソフィア戦を終えたあたりまでなので、一気に追いついた形ではありますな。「漫画版のストックが溜まってから2期やってほしい」なんてコメントもありましたが、まあそのぐらいでいいのかも。やってくれるならですが。しかし勇者が絡んでくるとこれまでのように黄門パロディやるほど軽くはならないかも…まあ学園ドラマのほうは軽く行けそうかなとも思うが。そういえば漫画版では学園ではテスト受けたぐらいで生徒はまだ出てないような? 先は長いな。ところでソフィアのCVが沢城みゆき氏で、思ってたよりだいぶ低いというかドスが効いた感じの声になってた。あと識のCVがツダケン氏なのはいいんだけど、もう少し渋い感じでも良いんじゃ無いかとは思う… 骨からイケメンになって、渋さに甘さを加えた感じがどうも慣れない。
2021/09/13
月が導く異世界道中 10話
「月が導く異世界道中」10話。邪魔な冒険者を蜃気楼都市に送ったらアクア&エリスと対峙し、あっさり降して森鬼の集落へと案内される。様々なトラップを無意識に撥ね除けてたらリッチ登場。いろいろあってイケメン従者になる。まだ名前を付けるまでは至らなかったのね。CVは津田健次郎氏でリッチではその渋い声が冴え渡ってましたけど、イケメンになると渋さに甘さが混じった感じになってた。そして巴が突然の負傷…ついに恐れていたシーンが訪れてしまう… とりあえず次話は重苦しい話になりそうですが、最終話あたりでソフィアとのバトルになるっていう話が出てたけどほんまかいな。序盤のあたりでソフィアはシルエットが出てたからデザインは出来てるんだなーとは思ったけど。漫画ではソフィアとのバトルを経て、帝国の勇者に巴が接触したあたりなので真が会うことになるのはまだ先だし、勇者関係は全然出ずに終わりそうですかね。ちらっとその存在だけ感じさせるかも?
2021/09/06
月が導く異世界道中 9話
「月が導く異世界道中」9話。真が弓道の鍛錬をしたらその気配に巴&澪が驚いたり、ツィーゲで真が商売女に迫られてたら巴&澪がさらって襲いかかったり、そして森鬼の地に踏み込んだらついに本格的にアクア&エリスが登場、ついでにお騒がせ冒険者たちも登場してしまう。原作を知る人たちにいろいろ懸念されているシーンが近づいているのだけど、コモエのキャラ付けがちょっと違う気がするから大丈夫かもしれないとか思ってたら、まだコモエと呼ばず「分体」と呼んでいた。さらに嫌なフラグも立ったりして、不穏な気配がどんどん募る…
それとは別に、コメントで「原作で最終章始まってた」とか書かれてたので見に行ってみたら確かに「終章」の文字が。どういう決着するんですかねコレ。ちょっと見てみたら最終的な大規模戦争になりそうで、基本傍観者な主人公一行がどう関わるのか。そしてずっと謎めいた存在感だった環(たまき)がついに本性を現しそうなのも気になる。アニメで最後まで行き着くとは到底思えない(このアニメ版も個人的には結構好きなんだけど)ので、せめて漫画版がラストまで行き着いてくれることを願う。
この漫画版、単行本のちょっと先まで掲載されてるのだけど、微妙に原作と異なる点がある気がする。最新の掲載分だと巴が帝国の勇者・智樹と対峙するところで、ライムが同席してるんだけど原作・書籍版ではいなかったような? 話の流れ的には変わらないのだけど、面白い味付けに成功している印象。あと同じく智樹、幼稚な欲望にまみれて分相応な自分の力に振り回されるところはそのままなんだけど、それだけでない若干の人間味を感じさせる描写が散見される気がする。基本クズなのは変わりないけど、盗人にも五分の魂というかなんというか。ともかく漫画版も好きなので応援してます。単行本買い続けるので話が続いて欲しい。単行本巻末恒例の4コマ漫画集も大好きです。
2021/08/30
月が導く異世界道中 8話
「月が導く異世界道中」8話。前半で亜空ランキングやるぞーと呼びかけてあらためてバトルの描写が丁寧なのを再確認。後半ではレンブラント氏に店を持ちたいんです~と相談したり澪を売り物仕入れにとある森に派遣したり(人化がだいぶ上手くなったアルケーのハルナを連れていたけど、先日の映像整理にも出てたし澪の秘書役的なポジションなのかな)。やっぱり澪のおとなしくしてれば楚々とした着物美人なビジュアルは強いなと思う。巴は巴で頼りになるんだけどね… その森が何やら物騒な評判があって…とか言ってたら最後にアクア&エリスが顔を出していた。満を持してといった感じで。これでOPにも出てくる某リッチの話に繋がっていくのね。もう終盤ですものね。後半でトアのパーティを巴が指導するという話もあったけど、トア以外のパーティメンバーってハザルの他はいまいち印象が薄かったように思うのだけど、動いて声が付くとやっぱり存在感違って見える感じ。
2021/08/24
なろう系
「マギクラフト・マイスター」漫画8巻。蓬莱島に仲間達を招待したり、謎めいたオートマタ・エレナ絡みの話とか。エレナの件は次巻に続いてたけど、冒頭の仲間招待のところで、「お客様が来たぞ! 歓待するぞ!」的にゴーレムたちがえらく張り切ってるのがなんだかおかしかった。まあ主人公しか人間がいない島で来訪者も皆無だったから、お客さんが来ると嬉しいのかもね。コミカルなタッチも手伝って、やたらとゴーレムたちが可愛い。今作も絵が付くことでだいぶ雰囲気が変わっている気がする。
「月が導く異世界道中」16巻。前巻から書籍版オリジナルな展開に入っていて、確執ある貴族からの依頼を受けてなんだか恐ろしげな汚染をされている地の調査へ。なんだかんだで主人公一行のチートにより解決したら既存の流れに戻ってた。召喚した「門」と対峙して、新たな従者を加えて…となったけどまだ新参の人に名付けをするところまで至らず。しかし「門」にせよ新参にせよ、webで読んだのが随分前だったので、あーこれは以前と同じような展開だなー…まだ書籍だと出てなかったんだっけ!? と妙な動揺をしてしまった。
2021/08/23
月が導く異世界道中 7話
「月が導く異世界道中」7話。解呪薬を作って服用させたり、ハザルのうっかりぶりが遺憾なく発揮されたり。その後ライムらとの絡みが出るけど、服用時の取り押さえとかも含めて格闘描写が妙に丁寧でしっかりしてた印象。腕を取ったり足を掛けたりといった動作がきっちり描かれてた。「姉に習った」とか言ってたけど姉も妹も柔道達人なんでしたっけな。EDの画像見てるとメガネ美人でどちらかというと天才方面かと思ってた(追記:原作に姉が柔道、妹が空手と記述があった)。呪術を仕掛けた犯人はちらっと回想で出てきましたが、彼がレンブラントにそこまでの憎悪を向けるに至った過去はさすがに描かれないのかな。なかなかにえげつないのだけど、小説だとさほどでもなかったが漫画版できっちり描かれるとかなりキツかった覚えが。そういうシビアでハードな要素は今後もちらほらと入ってくるのだけど、アニメ版は今のところお気楽感を維持している印象。そして相変わらず巴より澪の人気が高いみたい。
2021/08/16
月が導く異世界道中 6話
「月が導く異世界道中」6話。前回全力でダメ出ししてたレンブラントに依頼の現物を見せたらあっさり認められる。それでトアのパーティにいた錬金術師に薬品精製を頼むことでトントン拍子に進むが… 従業員に慕われる商会主という描写があったけど、その裏を巴が探るあたりは出るのかな。しかし巴と澪のドタバタを見ていると、澪に人気が出るのも解る気がする。巴はガサツさが目立ってどちらかというと兄貴肌といった感じで、澪のほうが楚々とした和風美女っぽいですものね。話が先に進むと巴の老獪さがものすごく頼りがいあったり、澪は澪でその感性に生きるヤンデレっぷりが魅力的だったりもするのですけどね。あと今回は澪の作業サポートにアルケーの1人がウロウロしてたのもポイント高い。EDクレジット見たらハルナさんだった。それと亜空の内政を取り仕切ってる感のエマさんが何気に裏番感を出してきてたりとか。キャラの個性が出てきてるのは好感。相変わらずギャグ主体だけど、今回構想が出ていた「蜃気楼都市」が後に波乱を呼ぶのよね…