GDCで話題になっているというOculus Riftが気になる。一番気になっているのはその安さで、こちらによると開発バージョンでも$300、本格的に量産されれば$200程度が見込まれるんだとか。ちょっと前に注目されたソニーのHMDが今amazonで見たら62000円なので、かなりお手頃になる。
低価格の秘密は既存のタブレットによく使われている1280×800の液晶パネルを使っていることで、これを中央に間仕切りを置くことで両目用に分割、それを視界に合わせるためにレンズで補正、補正するのを前提に歪んだ映像をレンダリングするという流れらしい。なので筐体はゴーグルの上にタブレットを貼り付けたような、わりと不格好な印象に。それでも体験者によると感覚はなかなかのものらしいし、安ければ一気に普及する可能性も秘めてますよね。
HMDを活用した動画でおっと思ったのはコレ。2010年のものですが、当時結構驚いたというか特に落下映像でぞくっとしたのが印象に残っています。
これはKinectとの組み合わせにより体の動きともリンクしてしまうことでまさに「仮想空間の中に入り込む」ことを試みたサンプルで、これだったらSAOも可能なんじゃね? と思えてくる。まあ移動は難しそうな気もするからある程度コントローラの併用も必要かもしれないし、検出の精度も必要になってくるでしょうけど、どんどん普及していけばこういうモノの発展も加速されるのではないですかね。全感覚投入までは行かずとも、HMDとKinectによるVRMMO自体はそう遠くない気もしてきます。