「YU-NO」1話。ずいぶん昔の有名作ではあるけどエロゲ発ということで手を出しかねていた作が平成の終わりにアニメ化。1995年という舞台を反映してかTVがブラウン管だったり携帯電話が無さそうだったりで時代を感じる。ついでにサブキャラが主人公を「おやびん」呼ばわりしてたり、主人公が転校生にセクハラアタックをかますあたりはエロゲ・ギャルゲの古い文脈を感じたりでなかなかキツいものもある。とりあえず平行世界をたどるものらしいということはなんとなく把握してはいるのだけど、古臭さを感じる演出で時代の空気感まで再現しようとしているのだろうかコレ。昔を知るファンには懐かしく、現世代にはむしろ新鮮に感じられるところを狙ってるのかな。中途半端未満にしか知らないこちらにはちと辛い。先が気になる引きではあるんだけど。
「川柳少女」1話。ゆるーい川柳ラブコメ、なのか？ 口下手でまともに喋れず心情を川柳で表現するという女子と、目つき悪くて喧嘩っ早いが悪いやつじゃ無さそうな男子のカップルを生暖かく見守る話になるのかな。お題を出されて川柳を作るシーンではコメントでも一斉に川柳を書き込まれるのがちょっと楽しい。