「ゆうべはお楽しみでしたね」、何故か以前に1巻だけ買って放置してたのをKindleライブラリで見つけたので読んでみたら面白かったのでとりあえず3巻まで買って読んだ。
「DQX」のプレイヤー同士がシェアハウスしようとなって実際会ってみたら異性だった、けどそのままシェアハウス開始というラブコメ。家主である男はプクリポ♀(小さくてカワイイ)、同居に入り込んでくる女性はオーガ♂(大柄でいかつい)というゲーム内外で性別外観が逆転してる関係。しかも男のほうはコミュ障気味のオタクで、女のほうはギャルメイク(スッピンも可愛い)なリア充というから大変だ。3巻の段階では互いに意識し始めているといった様相でまだ恋愛状態ではない。タイトルは初代DQの宿屋親父の有名なセリフだけど、まだその状態には至ってないというか「お楽しみ」はゲームをやってる状態ではある。
独特なのはこれスクエニ系の出版社なんですかね、「DQX」以外にも「DQビルダーズ」やら「すばらしきこのせかい」といったスクエニタイトルははっきり名前が出てくるのだけど、それ以外だと「モンスターをみんなで狩るアレ」といった感じで明言はしないのがちょっと面白い。あと「DQX」独特なのはゲーム内チャットにおいてアバターの顔に吹き出しが出るので、漫画内でもそれを再現しているところ。なのでオフ会になってもリアル人物の顔にアバター顔を重ねるという描写でゲーム内外の人物を一致させるという技を見せる。ただし性別体型がかなり錯綜してバラバラなのでそのへんの混乱を招くというネタでもある。
DQを始めとするゲームネタもいろいろ会話の中に織り交ぜてくるし、女の男への容赦ないツッコミが楽しいし、今後は恋愛方面もいろいろ発展するんですかね。