『Wizardry Variants Daphne』、少しだけやってみました。リリース当初はメンテやってたりDLが固まって動かなかったりでなかなかプレイできませんでしたが、しばらく放置してたらやれるようになってた。
基本的には『ウィザードリィ』です。パーティを組んでダンジョンに潜ってバトルしたり宝箱を漁ったり成長したり。ただいろいろと現代風のアレンジは入っていて、キャラビジュアルがそれ系だったりとか案内役(上図中央の人というか亡霊みたいな存在)がチュートリアル以降もちょくちょく顔を出したりとかオートマッピングだったりとか。特に助かるのがオートマッピングで、現在位置を見失わない上にマップ上を指定することでオート移動までしてくれます。もちろんその過程で戦闘になることもあるけど。あと特徴的なのが「骨」を拾って復活させることでキャラメイクというかゲットになることで、ダンジョンやイベントで獲得することもあるけどいわゆる「ガチャ」でもこの骨を得られます。序盤で20連ぐらいガチャを引ける(上右図参照)ので、このへんがリセマラ対象だったりするみたい? 戦闘や成長は伝統的なWizの風味ですが、戦闘に参加しないNPCがダンジョンに同行している感じで途中いろいろ会話イベントがあるのはJRPGっぽいかもしれない。とりあえずちくちく戦闘して成長させてるだけでも楽しいので、ちょっと進んでは(オート移動で)戻って馬小屋で寝てまた潜って、ということを繰り返しています。戦闘にオートも倍速もあるのも今風かも。
ちょっと気になったのは最初のプレイでものすごい勢いでバッテリーを消耗してスマホもすごく熱くなったこと。冒頭の導入部分兼チュートリアルが結構長くて案内キャラなども頻繁に出てくるので描画負荷が大きかったんですかね。その後の通常プレイだとさほどでもない気はするんだけど。あるいは何度か入っているアップデートでも改修されたりしてるのかも?
「Wizardry外伝 五つの試練」。Steam版が出たので買っていたのだけどようやく起動した。DRPGの始祖(の外伝の最新版)たる本作ですけど、やっぱりいろいろ独特ですね。特に魔法がMP管理じゃなくてレベル別の回数制限というのがなかなかの曲者。とにかく回数尽きたら終わりなので回復手段とか補助魔法とかの使いどころがキモな感じ。回数回復アイテムとかも(今のところ)無いし。そして各部の詳細説明をしてくれるようなチュートリアルとかももちろん無い。おかげで最初のパーティはテキトーに入ってみた挙げ句に完全に迷い、回復もできずにマップ表示魔法(現在踏破したところだけ表示される)にも回数尽きた後に気づいて万策尽きた。別パーティで回収しようにもどこで遭難してるのかも不明、というわけで全リセットしてみたらその後で、別キャラの現在位置を探る魔法とかあるのに気づく。まあこのへんも経験値のひとつということで…
そんなわけで出直しデータにおいても、バタバタ死んだら蘇生だ!と教会に持ち込んだけどなんだかよくわからずにいたら「異教徒め!」とか罵倒されて追い出されたり。どうも蘇生に必要な所持金が足りなかった模様。地獄の沙汰も金次第とはまさにコレか。それをパーティメンバーの所持金を集めるコマンドで再度持ち込んでみたら、例の蘇生メッセージとともに…「灰になりました」ってオイ! 灰からの蘇生は死体からの倍額だしコレ再度失敗したら完全ロストじゃなかったっけ!? と思って、もう死んだらそのままにして新キャラ作ってパーティ組んで出直し。そんな調子で4人ぐらい死体(と灰)を並べたところでようやくレベルが1つ上がった。ていうかそもそも、いきなり丸裸でダンジョンに放り込んでました… 初期所持金でも「ひのきのぼう」「ぬののふく」的な最低限装備ぐらいは買えたんだけどね…
とにかく序盤は迷いがちだしマップ表示魔法も勿体ないので、入ってすぐのあたりを徘徊することでちまちまとレベルを上げる。そうすると少しずつレベルも上がり、少しだけ良い装備もドロップしたりしてきた。とにかくレベル1つ上げるまでが試練ですね。というのも昔やってたなあというのを思い出してみたり。まあこういったノウハウを少しずつ積み上げていってリアル経験値を稼いでる感じも楽しいと言えなくもない。
ダンジョン系も今やいろいろ出ていて先日の「モン勇」もあったけど、始祖はいろいろ厳しいながらも今でも普通に遊べるのが凄いですよね。ビジュアルもクラシカルな感じで古書を読んでいるみたいだし。古書なのに新作という。まあそれでもプレイしやすさを求めるのも正直なところで、やっぱり一番好みに合ってたのは「ととモノ」かなあ。ゆるめの萌えグラフィックが好きだった。「世界樹の迷宮」は歯ごたえありすぎた感、「ルフラン」はシステム的には好きだったけどシナリオとかイベントのえげつなさがキツかった。最近また何か出てた気がする「デモンゲイズ」もやったけど印象に残ってない。あと「エルミナージュ」だっけ、PSPでやった覚えのあるアレもわりと好感触だった覚えが。始祖っぽい渋めのキャラグラフィックなのに今風の軽いノリが入り込むことがあるのが独特だった。
http://wizardry.acquire.co.jp/
PS3版の「Wizardry囚われし魂の迷宮」が配信開始されました。DL専売でPSNから落とすのだけど、面白いのは体験版必須になっているところです。まず体験版をDLして、その後に有料版(2000円)を落とすことで全体がプレイできるようになります。体験版でもダンジョン1F、キャラLV5までの制限でプレイできる仕様。
ちょこっとやってみましたが、Wiz系の経験がある人ならすっと入れる構成だと思います。特徴的なのはJRPG風のキャラ画像が付くことでしょうか。あと最初に主人公を決めて、そこにその他のキャラを加えてパーティを構成します。あらかじめ用意されたキャラを使ってもいいし自分で作ってもいいのも恒例。JRPGらしく(?)ボイスも若干入ってますが、店に入って「いらっしゃいませー」「またどうぞー」的なところとか戦闘中にダメージを受けて「うっ」とか言ったりするような、短い声があちこちに入る程度です。
キャラ画像がJRPG風で親しみやすいのはいいんだけど、バリエーションに乏しいのが難。主人公と同じ種族のキャラを作ると、同じ顔の色違い服という画像になって若干萎えますw このへんは「ととモノ」風というか同じ系列の開発だけはあるんでしょうか。戦闘においても、宿屋に帰ることなくレベルが上がったりするので手軽さでは「ととモノ」に通じるものを感じますね。
そのキャラ画像は「ととモノ」よりは緻密なタッチで結構良い感じ。モンスター画像は「ととモノ」のようないかにもライトなイメージではないのですが、なんか似たところがある気もする… あとダンジョン内が妙に暗い気がするんですが。通路が見づらい。
そんな感じでちょこっとだけやっていますが、早速2000円の本体以外にも有料DLCがずらずら並んでいるのはさすがというか何というか。ワープできる巻物みたいな、あったら欲しいアイテムが3個100円とかで並んでいます。追加ダンジョン500円ってのもありますが、これは本編を終えてから楽しめるやつ、なんですよね…?
今まで、ととモノ・エルミナージュと携帯機でやってきて手軽に楽しんでいましたけど、今度は据え置き機なので比較的じっくり取り組まないといけない…ので本腰入れてやるかどうか不明。まあ2000円だから比較的手軽ではありますけど。
そういえばPSNに映画も増えてましたな。しかし1本3000円とかどうなんでしょう。DVDの安売りで1000円とかもある現状、ここにも割高感は否定できません。
なかなかのkonozamaを食らった後に到着。正しくは「エルミナージュ2 双生の女神と運命の大地」、やっぱり面白いです。ととモノと同じくいわゆるWiz系なんですけど、ストーリーはどうでもよくてひたすらダンジョンに潜るのが楽しい。
なんと言っても特徴的なのはフェイスロード、使用するキャラクターに好きな画像を入れてゲーム中に使用できます。とりあえず何でもかんでも入れてしまえーと思って入れまくってみたけど50枚ほどしか入れられないのがちと残念。まあ50キャラも登録はしないでしょうけど、何でもかんでも入れまくっておいてその中から選ぶというよりはあらかじめ決めておいてから入れた方がよさげですね。
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ウィザードリィルネッサンスの一環、DS「ウィザードリィ~生命の楔~」のPVが上がってました。
…のですが、いかにもJRPGなキャラ画像はいいとして、リアルタイム要素とかダンジョン内のエフェクトとか、いろいろ派手なものを加えようとすればするほど、なんというか陳腐になっていくような。もっとダークでソリッドな感じじゃないとWizっぽくない気がして魅力薄に思えてしまいます。
PS3版もキャラ画像が同様だった気がするので、同じような感じなのかな。
http://www.famitsu.com/game/coming/1226462_1407.html
ウィザードリィルネッサンスのDSのほう、「ウィザードリィ ~生命の楔~」が記事になってました。画面写真も出ています。
3Dダンジョンで6人パーティというのはお馴染み通りですが、キャラ画像は普通にシリアスめのJRPGな感じ。ととモノの軽い印象とは全く違うところですね。しかしととモノ、あのタッチでライト層に訴求して取っつきやすくしてるのはいいんだけど、メインシナリオが進行してわりとシリアスな展開をしてくると、キャラの軽さに違和感を覚えることも。元になったというXTHとかはまだキャライメージもシリアスめな感じだったしなあ。もともとWiz自体がダークでハードな世界観なんだから、この「生命の楔」ぐらいのほうが中身にマッチしてそうですね。
しかし記事で気になるのは、ダンジョンにリアルタイム要素があるということ。制限時間内に抜けないといけないとか、大岩が転がってくるなんてこともあるらしい。…それってWiz的にはアリなんですかね。
PS3版も同じような画像になってくるのかな。
http://blog.playstation-cs.jp/200907/article_156.html
どうも先日からのWiz新作の話は、「ウィザードリイ ルネッサンス」として展開されるプロジェクトの一環だとかで、PS3以外にもDSでも出るんだとか。さらにコミックなどの展開もあるらしい。
ゲーム2作は世界観を共有するもので、同一のキーパーソンも登場するらしい。しかし開発は全く別のところ。発売はDS「命の契り」が11/19、PS3「囚われし魂の迷宮」が今秋。もともとはオンラインゲームとして企画していたのをコンシューマ機でやろうということでこういう展開になった、という解るような解らないような経緯。わざわざこう言ってるってことは今回の2作にはオンライン要素は入らないんですかね。でもウィザードリイオンラインが無くなったとも明言されてないので、それはそれで進行中なのかもしれません。だってゲームポットだし。
しかしDSとPS3という、ある意味もっとも遠いハードで同時展開というのも珍しい感じ。せめてPSPだったらどちらとも近いというか立場が似てるんですが。PS3じゃなくPSPだったらととモノみたいに手軽にできそうなんだけど、シンプルなシステムでもHDDが使えるといろいろ違ったりするんですかねえ。
情報を見てると、やはりこのご時世においても不親切でハードな構成にするみたい。それはそれでアリだと思います。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090729_wizardry_ps3/
ととモノとかやってるだけに気になるところですが、本家本元ウィザードリイの新作「Wizardry 囚われし魂の迷宮」がPS3で今秋発売予定。PSN経由でDL販売になるようです。発売元はアクワイア。ととモノの発売元ですね。このアクワイアの親会社がアエリアで、その連結子会社で版権管理をしている会社がアエリアIPM。そのアエリアIPMがウィザードリイに関する権利を取得しているらしく、Wizardry 6/7/8/Goldの著作権等の一切の権利及び「Wizardry」の全世界における商標権の譲渡を受けたとか。要するに今後のWizardryシリーズは全てここから出るということなんですかね? ちなみにこのアエリアIPMはパンヤ等で知られるゲームポットの傘下になってるらしい。ゲームポットは元アエリアグループというけど、アエリアとの力関係がよく解らんところです。金は持ってそうだけど。
ゲームポットが関わることからも伺えますが、どうもオンライン要素が入るらしい? MMOウィザードリイは多くのファンがいるだけにあちこちで妄想されてきましたが、ついに実現するんでしょうか。MMOまで行かずともMOぐらいなら何とかなりそうな気も。ゲームポットということで基本無料アイテム課金ってのが予想されますけど、帰還札とか蘇生とか重要アイテムが有料販売とかになるのかな。あるいは装飾系装備品とか。
せっかくの本家本元の名前を使えるのだから、あまりライトな風合いにはしてほしくないところですが、できれば間口も広めにしていただけるとありがたい気もする。しかしととモノと同じところが開発を担当するのであれば不具合が気になるところでもあり…