chaba log2

2011/05/18

DA:O放浪中

カテゴリー: ゲーム — タグ: , — chaba @ 08:04

DA:Oいろいろ放浪中。やっててよく感じるのは、会話が多いことですね。その中で選択肢を示されることも多く、それにより展開がさまざまに分岐します。それがJRPGだと選択の先がだいたい読める気がするのだけど、洋ゲーに慣れてないせいなのかそもそもそういう作りなのか、意外な反応を示されて思わぬ方向に話が転んだりなんてことも。それにJRPGだと決定的でない複数の項目を示されると順番に聞いていけばいいんだなと思ってしまうけど、これも同じようにそのまま先の展開に繋がったりするので油断できない。さらに面白いのは、JRPGだと基本「いい人」やってればいいんだけど、こちらだとそうも限らないというか、善人ぶった行為には嫌悪感を示すパーティメンバーまでいたりするし。好感度が下がりすぎると勝手にパーティ離脱もあるらしいので贈り物で機嫌取ったりもしますがw いずれにせよ選択は自由で、その責任はきっちり反映されるって感じですかね。こういう選択肢があるものだとできるだけ多岐にわたって経験しないと気が済まないような(それであちこち無駄に探って疲れて飽きたりとか)こともあったんだけど、これだけ膨大に選択肢が示されているとそのときそのときの判断や気分でやっちゃっていい気がしてきた。ていうかそもそもそういうものなんでしょうな。その選択と責任を大きく示したのがFABLEなのかも。
しかしその膨大な会話に全てボイスとモーションをつけているんだから大変なことですわね。このへんはなかなかJRPGではまねできないところなのかもしれん。そして考えてみれば、マスエフェクトでもFO3でも同じように膨大なボイス付き会話と選択肢がたびたび示されていたな。あと行く先々で本や文書の切れ端などを拾うとそれが参照可能な情報として蓄積されていきます。それによって世界の情勢とか事件の裏とかをうかがい知ることもできたりとか。なんだけど情報も膨大すぎてなかなか追い切れない感じ。とりあえず人物名・団体名等だけでも把握し切れてない感じ。翻訳小説のカタカナ人名が把握しにくいのにも似ていて、あーソレ誰だったっけとかが多発して困ったもんだ。会話も話半分に聞いてたりとか。まあ俺は戦士だから闘って道を切り開いていけばいいしな!と脳荕な感じに突き進んでおります。目的地はだいたい示されるし。
なんだかいろいろJRPGと比較してしまうけど、やっぱり重厚なドラマを感じるにはこのぐらい作り込まないといかんってことか。ファルシのルシがコクーンでパージとか言われても薄っぺらく感じてしまう理由が少しわかった気がする。別にJRPGを否定するわけじゃなく、描きたいものによってやることがあるってことなんですかね。質・量ともに。

2011/05/16

DA:O面白い

カテゴリー: ゲーム — タグ: , — chaba @ 20:15

DRAGON AGE:ORIGINS、ちょこっとだけ進めましたけどこれ面白い。洋ゲーらしい顔の濃さが気になってはいたけど、話が結構重いのでむしろ濃くリアルな顔のほうが説得力あります。吹き替えでなく字幕で進行しているのも、洋画を見ているような感じになって説得力を増してるのかもしれない。ともかく思うのは、深刻な言葉とか人生訓めいた台詞を吐かれてもJRPGのアニメタッチだと軽々しく薄ら寒く聞こえてしまうことすらあるんだけど、グラフィックの重苦しさで説得力あります本当に。軽いグラフィックと重い話の違和感で最も記憶に残っているのはゼノサーガ1だったりしますが。
今作でベースになっているのは闇の軍勢と人類との闘い、というとよくありがちだとも思うんですが、その闇の軍勢と闘う以前に人間側の内部で裏切りだの高慢だの内紛だのといった欲望やら陰謀が入り乱れてえらいことになっています。差別的侮蔑的な発言もぽんぽん出るし、そして戦闘は血なまぐさい感じで戦闘後の会話イベントなどでは基本的に返り血を顔から全身に浴びた状態になってるしで、そこらじゅうの重苦しさが説得力に加担している印象です。
わりと期待していた戦闘のほうはまだよく解らんというかガンビット的なそれは全くいじっておりません。そっちにまだ手が回らない感じ。スキルの入れ替えさえほとんどやってなくて、装備品もおろそかにしてたらステージボスであっさり殺されてみたりとか。でも基本適当に突っ込んで連打連だで何とかなってたりもするので気楽ではあります。まあ魔導師NPCが味方まで全部まとめて火だるまにしてくれることもありますが…
とにかく、説得力のある世界で重めの話を味わっております。むしろJRPG的な画像でこういう重い話をやられたら凹んでしまったりもするかも。ようやくこういった比較的高年齢層向けのドラマも楽しめるようになってきたんですかねえ… この分なら積みっぱなしのマスエフェクトとかも楽しめるんだろうか。

洋ゲー

カテゴリー: ゲーム — タグ: , — chaba @ 09:44

portal

珍しく…もないか、洋ゲー買ってみた。
両者ともやたら評判がいいので気になっていたのですが、ポータル1&2はPC版でしかもWin&Macの両方入ったハイブリッド版です。両方いけるけどせっかく最近買ったWinPCのほうがグラフィックいいはずなのでそちらに入れてみた。…そしたらいきなり表示が変です。いわゆるワイド画面なのに4:3の部分しか表示されず、しかし描画自体は16:9の画面一杯に描いてるようなのだけど両サイドに縦長の黒帯が入った状態。すなわち描いてるのに一部表示されておらず、メニューとかその部分に入っているので表示されずに困りました。解像度切り替えようにもそのオプションメニューが画面の外なので指定できない。困ったもののゲームプレイ自体にはさほど支障ない感じなのでとりあえずやってみた。
ポータルは突然放り出された閉鎖空間からの脱出を試みるゲームで、アクションパズルにはおなじみの踏んだらドアが開くボタンとかその上に乗せるためのキューブなど様々な仕掛けがあります。その中でポータル独自なのが青と黄色のサークル。これをステージ内の任意の場所に設置することで空間を自由につなげた移動が可能になっており、それをフル活用した脱出劇がテーマです。サークルも最初は青しか自由には置けない(黄色は強制配置)とかで徐々にやれることが増えていき、それに従って難易度も上がっていく印象。上下左右も自由に配置できるので、高いところにあるボタンにキューブを置くために、そのボタンの真上に黄色サークルを置いてから自分の横の壁に青サークルを置いて、こちら側からキューブを入れると向こうで上から落ちてくる、なんて仕掛けも普通にあります。あとは高所の障害を越えるために落下速度をつけて縦穴に落ちたところを横穴から飛び出して越える、とか。これはよく記事などで紹介されていたけど読んでいるだけでは「へー」ぐらいのもんですが、実際体験すると「うぉ!」とちょっとした衝撃です。穴を抜けた瞬間に重力の方向が変わるので一種異様というか独特の感覚を得られます。これは3Dゲームじゃなきゃできんわー。
最初のうちは静かに考えて実行すればいいという思考パズルでしたが、だんだんとタイミングが要求されるアクション要素も強くなってきている印象です。ステージは19で終わりなのかな。思考も指先も切れ味が良いプレイヤーなら数時間…もかからずにクリアできそう(3時間って話も聞いた)けど、もともと多作品収録パッケージの中の1本という小品だったみたいなのでそんなものなのかも。でも短いけどかなり充実感ありそうなゲームですね。ちなみに私は15だったっけで詰まっているので3時間では終わりそうにないですが。攻略サイトもあるけど、こればっかりは自分で考えないとつまらんですよねえ… ってどうしても解らんかったら見るけど。見たところでアクション性も要求されそうだけど。
他では得られない独特の感覚を味わえるってのは唯一無二の存在感ありますね。2007年のゲームオブザイヤー受賞ってのもなるほどです。とりあえず1をクリアしたら2にも挑んでみたい。

ところで解像度問題が解決しないままに進めていたけどこのままではメニュー出して正常に終わることもできない(強制終了数回…)ので、仕方ねえやとMac版も入れてみることにした。これ面白いのはプレイ前にSteamというポータルサイト的なところに登録する必要があるのだけど、そこでシリアル登録しておいたらMac版でもWin側で登録したSteamアカウントで普通にいけました。ていうかハイブリッドだけどどっちか片方だけってせこいこと言わないのね。そしてMac版はDVDに収録されておらずSteamからDLしてプレイというのも何か面白いというか何というか。
しかし実際プレイしてみるとMac miniでは若干カクつきが感じられるので、やっぱりWinでやるべーと思ってMac版でメニューの並びを把握、それからWin版でオプションを掘り出して、表示調整をしたらなんとか4:3画面で普通にメニュー出せるようになりました。やっぱり画質安定してるほうがいいわ。

片方のDRAGON AGE:ORIGINSは、これぞ洋ゲーといった印象のアクションRPGです。ポータルはいちおうマイキャラが穴の向こうに見えることがあるのだけど人間がほとんど出てこない無機質空間が中心なのであまりその洋ゲーらしい脂ぎった人物画像を見ることはないんだけど、ファンタジーRPGなDA:Oはもうコテコテです。
こちらはまだ序盤の序盤といった感じでちょっと事件が動き出したというところなのでまだ内容に云々はできませんが、操作キャラ以外は戦闘時に勝手に動いてくれます。プレイ中に随時切り替えて操作も可能だけど、AI設定にFF12のガンビットみたいなのが使われてるらしい。そのへんも魅力に思って購入しました。
しかし濃い。それにしても濃い。Fallout3(退廃SF)とかRDR(西部劇)とかはかなり楽しめたけど、同じくファンタジー系のオブリビオンはよく解らんかったしなあ…
ちなみにPS3じゃなく360版を買いました。発売よりだいぶ時間経って値段落ちたにしても360のほうがだいぶ安いです。と思ってたら輸入盤のPC版がもっと安くてびっくりした。

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