ARメガネなNreal Airを買ってみた。コレがあれば寝転がって読書とかできるかなーとか思い。Android対応ということで、手持ちの端末でいけるやろーと思ったらやっぱり無理だった。で、対応端末の中で安めらしい「LG VELVET L-52A」を購入。コレでバッチリだぜ!と思って接続、おお、ホーム画面が写ってるぞ…? 操作できない…??? となって数日。ようやくこちらのサイトで、端末を操作専用状態?にする必要があると知る。そこの筆者氏も同様にしばらく使えずに悩んでいたらしい。その情報を共有してくださって助かりました。で実際やってみた感じ、横長画面で解像度も落ちるし何しろ画面が目の前なので、若干ツラい。動画とか見ればまた違うのかな。文章読みはキツいかもしれない。あとバッテリーが、スマホのバッテリー次第なのがツラいかもしれない。充電と同時使用できるハブみたいなのがあったような気もするが。ゲームとかやるならそういうのが必要かもしれない。ARモードとしてバーチャル画面を多数出すような使い方もできるみたいだけど、左右のスクリーンに分割で映像が出てるのはちょっとキツい。コレは無理だと思った。
あと開発ツールもあるみたいだけど、3軸なのでいまいちゲームとかには適さないのかなあ… 同系の「Nreal Light」だと6軸みたいだけど。何かやるなら手元のスマホをコントローラーにすればいいのか。
2023/04/25
Nreal Air
2011/05/20
ソニーのAR
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1105/19/news121.html
ソニーのAR展示がなかなか面白いことになっています。その名もSmartAR、って何でもかんでもスマートを付ければいいってもんでもないですが、どのへんがスマートかというとマーカーレースARとからしい。マーカーレスと言ってもポスター画像やコップなど立体物を認識してそこから映像を展開するわけでまあマーカーの質が変わったとも言えるかもしれんけど、携帯電話向けの2次元コードとかありがちな大粒のドットパターンのような、いかにもマーカーらしいマーカーを廃したという意味は大きいのかもしれません。普通に日常生活に溶け込めるし。このマーカーレスARはXPERIA arcでも30fpsを実現できるとかで、画面内で対象画像をぶんぶん振り回してもちゃんと追従しているようです。すげえ。他には空間の立体状況を認識するようで、ボールを跳ね回らせたらちゃんと段差で跳ねてくれます。しかも画面に写っているボードを動かしたり傾けたりしても、ちゃんとそれに沿った動きを見せてくれるから面白い。傾きを反映した角度で跳ねたりとか。
ソニーはこっち方面にはずっと前から取り組んでいたようで、たとえばAIBOの動作制御に使われてたり、ゲームではEOJに使われたサイバーコードもそれだとか。まあサイバーコードはドットが大きすぎるのでねつ造し放題だったのが難点でしたが、それでもちょっと未来を感じさせるモノではありました。
ARというと実は以前ちょこっとだけその真似をしたことがあって、しかもiアプリだったのででっかいドットのマーカーを静止画から読み取って画像を重ねるのが精一杯でした。静止画でさらに計算するのに数秒を要していたのでリアルタイムに動画合成とか無理無理な感じで。白黒のはっきりしたパターンだからまだ何とか認識できたけど、これが普通の画像となると難易度が飛躍的に上がりますね。付け焼き刃ではとても太刀打ちできん感じでした。しかしこういうノウハウが公開されたりして、さらにスマートフォンなどで端末演算能力が上がってくればリアルタイムでいろいろやるのも身近になってくるのかなーと思ってみたり。NGPにはそっち方面も期待したいですね。