面白かった。あちこちの評価で言われているように、現代日本に巨大敵性生物が襲撃したらという状況を政治ドラマ的に描いている感じ。とにかく会議会議で、しかしたたみかける展開で飽きるようなこともなく。そしてさすがの庵野作品と言うべきか、台詞が早口で情報量が多い。正直よく聞き取れない台詞も多かった。もともと話を把握できないことも多々な私なのだけど、それでもまあゴジラ来襲でどうにか対応しようという話なのは間違い無いから置いて行かれることはなかった、気がするけど実際はそうでもないかもしれない。そして会議会議で展開される大人のドラマなので、夏休みだし子供も結構観に来ていたけどよく解らなかったかもなあ。まあそれでもゴジラが暴れ回って破壊の限りを尽くすシーンなどは堪能できたかもしれないし、なんとなく解った気になって中2病でも発症して欲しいところです。大人になっても消えない呪いだふはははははは。ていうか私もその手の情報が欲しい。今出ている出版物は公開前レベルのモノしかないようだし、しばらくしたらネタバレ上等の解説本みたいなのも出てくることを期待。
いろいろ次に繋がりそうな要素もちらほら散りばめているようでしたが、次があるんですかね。庵野氏はエヴァ放り出して何やってんだと思ったけどコレなら大満足です。けど次のゴジラとか作るにしてもいつになるんだろう。エヴァにけりをつけたらシンゴジラシリーズになるんでしょうか。庵野氏が関わらないとこういうモノはできそうにないし、また子供だましで騙し切れてないゴジラの量産体制になっても困るし。とりあえずBDとか出たら買うよ!資料付きならなお嬉しいよ!ていうかメイキングやコメンタリーが今から楽しみだよ!
…なんか9月に「ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ」という資料本が出るみたいですね。庵野氏ほかスタッフのインタビューにデザイン画やイメージボード、現場写真など盛りだくさん。A4で512ページというからかなり巨大な書籍になってそう。値段も税抜き9800円ですが。欲しいわコレ。巨大さは邪魔だけど、まさかコレがkindle化されるとも思えない…ていうかこういう資料は物理書籍で持っていたいものですし。ついでに音楽集は品切れなのね。
2016/08/03
シン・ゴジラ観てきた
コメントはまだありません »
コメントはまだありません。