chaba log2

2014/10/29

Morpheus体験会

カテゴリー: イベント, ゲーム — タグ: , , — chaba @ 04:06

ソニーのモーフィアス体験会、っていうか「サマーレッスン」がついに一般にも公開されるという機会がついに。しかしこの原田氏インタビューでも言及されているし以前にも話に出てきたけど、社内での当初の評判はさっぱりだったというのがやや気になるところ。その後どーせ受けねえんだろうみたいな感じでいろいろ試行錯誤しつつ世間に出したTGS前のSCEカンファレンスでのPVが大反響を呼び、社外からの問い合わせが殺到するに至ってようやく社内でも評価が上がったとか。注目を浴びすぎて本職?の鉄拳7とかの影が薄いのを気にするぐらい。まあ社内公開段階ではまだいろいろ整っていなくてそこから作り込んだからこそPVの評価が高かった、というのもあるかもしれないけど、それにしてもナムコ首脳陣にはコレのすごさが解らないのかというのが懸念材料ではある。アレを見たらゲーマーなら何か感じて当然だと思うのだけど。しかも一般ユーザーが見ることができたのはまだ単なる平面動画であって、実際のモーフィアスを装着しての体験すら無いのに、それでも未来をびしびし感じてしまうのだ。それこそFCがSFCになってPSになったような、ゲームの質的変化を感じさせるようなもの(実際どうだったかはともかく期待)を。金になりそうな感じがしないとか、まだゲームとしての体裁が整ってないとかもあったのかなあ…ともかくナムコが今後新しいモノに進んでいけるんだろうかという不安を感じてしまうところです。まあ老舗だしねえ。
上記原田氏インタビューには記者の体験レポートも交えてるのだけど、それによるとサマーレッスンには「対人の緊張感」さえ感じるらしい。他人が一定以上の近距離にいると感じてしまうアレが生じるレベルなんだとか。それは様々なところでこだわった実在感によるものであり、たとえばキャラクターの造形。鉄拳やアイマスのキャラも使えるのだけど、まだそれはマニア向けのニッチなモノになってしまうので次の段階だということでリアルなオリジナルキャラになったとか。また舞台となる部屋の狭さも、当初の想定よりどんどん狭くなることで実在感が出てきたとか。室内のオブジェクトもいろいろこだわって配置したとか。あと立体サウンドも結構効いてるらしい。ともかく細かい設定調整を積み上げて積み上げて、それで実在感を構築している模様。まだゲーム的にどうなのかは不明だけど、後半の展開はネタバレになるので伏せるというぐらいだから何かイベント的なことでも仕込んであるのかな。
サマーレッスン自体はゲームとして構築しきれるのかも不明だし発売するのかすら解らないけど、ともかくこういうVRな世界が普及しつつあるのがわくわくさせるところです。

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