ガルパンOVA「これが本当のアンツィオ戦です!」観た。以下いろいろネタバレ。
もともとが7話で数秒だけの扱いだった2回戦なので、今回もあくまでTVシリーズの追加エピソード的な扱いで、通常通りのOP・EDが付いてました。EDはアンツィオ仕様になってたけど。
結局38分ぐらい?の長さでTVサイズからはだいぶはみ出していたけど、そのぶん事前情報から始まって構内模擬戦を経て本戦もじっくり見せてくれて、久々のガルパンを堪能できました。特に凄かったのが歴女の「三突」で、敵戦車と何度もぶつかり合いつつ至近距離での激しい撃ち合いは見たことの無い迫力でした。劇場で観たら凄かっただろうなと。これは劇場版も楽しみになってきた。
アンツィオがイタリア気質を反映してか、ノリと勢いを信条とする愛すべきバカどもといったイメージなのも面白かった。気が強い自己中っぽいイメージだったアンチョビ(本名・安西千代美?)も、気が強いのはそうだけど実はものすごく気さくな奴で、敗戦も引きずることなく勝者をたたえていたのがやたら好感。なんか学内もいつも賑やかで楽しそう。
あと細かいところでは模擬戦で「三突」を相手にしていたあんこうチームのⅣ号が、わりと容赦なくガンガン砲撃を当ててたり、まともに狙われているのに西住車長が上半身を戦車の上に露出したままのいつものスタイルで外れるのを見越してか平然としているのが相変わらずガルパンぽいなと思ったりもしました。それとアンツィオの豆戦車CV33、なんかfigmaやねんどろいどを載せられるスケールのモデルがあったら欲しい気もしてきた。普通の戦車だとあまり人が乗ってる感じがしないのだけど、サイズ的にも乗用車に近い印象だし。まあ戦車のプラモデルって作るの大変そうですけど。しかしいくら小さいとはいえ3tある車両で、横倒しになって投げ出された乗員がすぐに戻ってきて女の子2人で押して立て直す、というのはいくらなんでも無理だろうとは思ったけどそこもガルパンらしいところか。横倒しどころか派手に吹っ飛ばされたりゴロゴロ転がったりもしてたし。とりあえずMMDにでも出ないかなと期待したりもする。戦車欲しいとまで思わせるのもアンツィオへの好感のあらわれですかね。
amazon見たらいちおうCV33のプラモデルもあったけど、海外製でとにかく小さいらしい。そしてお高い… 1/35ってのは他の戦車もそうみたいで、標準のスケーリングなのかな。figmaには小さすぎるか。ていうかアンチョビのfigmaあったら欲しくなってきたやべえ。あんこうチームのも持ってないのに。アンチョビだったら戦車もCV33じゃなくてP40になるんだけど、本格的なのはいろいろ敷居が高い…