chaba log2

2014/02/14

竜殺しの過ごす日々11

カテゴリー: ライトノベル — タグ: — chaba @ 06:28

なんと完結。11巻というわりと中途半端な巻数ですが。
これまでもずっとダイジェスト的というか、あまり細かく語らずにざーっと流すような語り口でしたが、今回もそんな感じ。
以下ネタバレ。


とにかく最後になってこれまでの経緯を振り返るというか、これまで関わってきた人や土地を再訪して回るような感じになってました。前巻で日本に帰っていたのでそのお土産を配って回るのが主体か。で、いろいろ回るのだけどわりとコレ誰だっけ?な人が多々。日本風のコウマの人たちとか元メイドでカフェを開いた人たちとか弟子として活動した冒険者一団とか異世界で救った亡国の王女(現在は女王)とかだいたい主だったところは覚えているのだけど、それ以外がいまいち。基本カタカナなせいもあるか。
で、表紙にもなってるのだけどなんと主人公コースケに娘が。物語は各地をざーっと諸国漫遊していくのだけど、最終章で突然時間が飛んで15歳の娘が出てきます。そのサクラがボルドスの娘セルネシア20歳と冒険者のまねごとをしている感じに。まだ親たちには及ばないけどやっぱり規格外の戦闘力を有している模様。そして、これまでたどってきた各地とも関わり続けることを伺わせつつ終わる。本文中では全く明言されてないしあとがきでも「ヒントは無いと思う」とまで言われていますが、サクラの母親は不明です。ただ黒髪と黒い瞳で父親を色濃く反映している印象。軽く家出しててもパパの手のひらの上で甘えてる感じだったりするし。なんかこの娘を主人公にした続編とかも普通にありそうなんですが、しかしいろいろ構想というか本編には書いてないことあるのよーといったことをわざわざあとがきに書いているぐらいなので続編として書く気は無いのかもしれない。ていうか冒頭でも言及しましたけど、語り口がさらっとしていて微に入り細部にわたってという書き込みをあまりしない作家さんなのですよね。SAOやAWの川原レッキー氏だったらもうこの1巻分だけで3冊ぐらい書いちゃうんじゃないかってぐらい。そして全体としては、ヒーロー文庫らしいというか最強主人公が大して苦労を見せずどんどん問題解決しちゃう話として、それなりに面白かったのではないでしょうか。まあ最強過ぎて痛快さが薄れる印象すらあったりもしましたが。やっぱりすかっとさせるにはいくらか障害とか邪魔する嫌なやつとかが必要なのですね。まあ他のヒーロー文庫や「小説家になろう」連載作でもこれほど主人公最強なのもなかなかないとは思いますが。他にもいくつか読んでるけど他だとそれなりに苦労してますもんね。あまり障害ばかりでてきてストレスフルになるのも困りものですが。
とりあえずは作者氏の次回作にも期待しております。

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

このコメント欄の RSS フィード トラックバック URL

コメントをどうぞ

Powered by WordPress