春になり、アニメもいろいろ入れ替わりました。とりあえずここまで見てきて面白いのが「はたらく魔王さま!」と「マジェスティックプリンス」。前者はラノベ原作を1巻だけ読みました。最近目立っている魔王と勇者ものというかそういうジャンルとしてそろそろ確立されてるんじゃないかと思うけども、そんな感じ。原作ではドタバタがそれなりにまとまっていた印象だけど、アニメになると演出の冴えというか、間合いの小気味よさがばしばし決まってる印象で非常に好感。ブログ等でやたら好評だったのでニコニコの配信を待ってみてみたら確かに面白かった。こりゃー最初から録画しとけばよかったと後悔気味なぐらい。
後者は今期目立つ気がするロボアニメ。なんだけど妙に登場人物のノリが軽い。戦況は深刻なのにあまり深刻さを感じさせない落ちこぼれ連中が何故かいきなり最新鋭機で最前線に送り込まれる。そのロボバトルがまたハイクオリティでちょっとこのギャップは何なのよといった印象。連中のノリに慣れてくればこれは引き込まれるかもしれない。
あと「波打際のむろみさん」、原作同様に短めにまとめているっぽい15分アニメ。これから徐々に登場人物も増えていけばにぎやかになるかな。「這い寄れ!ニャル子さんW」は例によって例のごとくなドタバタっぷり。パロディのオンパレードだけど、いきなり前期を自らパロディーするところが豪快。パロディーが解るところは面白いのだけどそれ以外はウザいところも踏襲してる感じで… 「進撃の巨人」、なかなか強烈な凄惨さがアニメ放映できる範囲で頑張っている印象。でも原作追いかけるの辞めちゃってるんだよな… 最初は話や絵柄の荒っぽさも勢いにすべて持って行かれていたけど、だんだん疲れてきたというか。あまり凄惨な話を見たくもなくなってきたんでしょうか。トシですかねえ。
あと前期で終わったアニメもいろいろあったけど、撮りっぱなしで見てないものも多数。…とりあえずガルパン完結は素晴らしかった! 短編アニメでは「あいまいみー」「gdgd妖精’s」「戦勇」あたりを見ていたけど、これらをディスク買って通しでみたらなんかどっと疲れそう。特に「あいまいみー」。ほとばしる狂気のままに突っ走る作風は嫌いじゃないけど。「てーきゅう」も通しでみたら異次元だったものなあ。