chaba log2

2013/01/09

FANTASY LIFE とりあえずクリア

カテゴリー: ゲーム — タグ: , — chaba @ 18:22

20時間ぐらいでなんとなく行き詰まり、これはキャラレベルとか装備品とかがんがんあげないといかんな、と思い立つ。そこまでは採掘師と鍛冶屋しかやってなかったけど、王国剣士にも手を出してみる。
このゲーム、非戦闘系のライフでもいちおう進められるようになっていて、敵モンスターの移動速度がわりと遅い。なので普通に走っていれば普通に逃げ切れます。イベントバトルもあるけど、どうも全く闘わずに回避もできそうな感じ。試してないけど。でも逃げ回ってばかりでは宝箱を開けたり採掘・伐採などはおぼつかない(ライフにもよる)ので、やっぱり戦闘をすることになる。そうなるとレベル差というものが如実に感じられ、レベルがまだ適合してなかったり装備品が貧弱だったりするとまともにダメージ与えられなかったりもする。採掘・伐採も戦闘同様に鉱脈や樹木にダメージを与えて削りきったら獲得できる形式なので、やっぱりレベル足りないとか装備品が低級だったりすると全く歯が立たなかったり。
そんなわけで王国剣士をメインにしつつも採掘→鍛冶で装備品もレベルアップしていく。しかし行く先々で伐採できる木材に出会っても手出しできないのが寂しくなってきて、木材伐採職であるところの木こりも修得してみた。木こりの状態じゃないと伐採はできないのかと思ったら、一度木こりで基礎スキルを獲得したらもう別のライフになっていても伐採ができるようになっていた。ライフごとに出される課題も、別のライフでいてもちゃんとカウントされる(ライフ条件が付いているものは別)。ただしライフごとの親方のもとで課題達成報告をするときはそのライフになってないといけなくて、またライフ固有のスキルなどもあるので一度やればあとは要らないというものでもない。このへんはなかなかうまく出来ていると思います。それぞれのライフが各所で絡み合っている印象。あとライフごとに関係の深いパラメータにボーナスポイントが付くので、そのへんも重要です。王国剣士だと最大HP、採掘師だと「ちから」とか。なので純粋な攻撃力では剣士より採掘師のほうが強いかもしれません。しかし剣士のほうが使える武器が強力だったり。傭兵はもっと強力な武器が使えそうですがまだ試してません。
ライフは、みならい→かけだし→いっぱし→たつじん→マスターと各段階で提示される課題をクリアしていくごとに昇格していくのだけど、鍛冶屋だと昇格ごとにレシピも公開されていくので、上位装備品を作れるようになるためにはどんどん課題消化しないといけない。そうこうしているうちに、王国剣士と採掘師がほぼ同時にマスターに達しました。マスターになったら親方が祝宴を開いてくれるということでデモ場面になり、そこでは何とそれぞれのライフごとに歌が演奏されます。親方や各ライフにかかわるキャラたちに囲まれての祝宴はなんともハッピーな感じ。そしてマスターとなったら終わりかと思いきや、まだ上があってその次は「えいゆう」。この「えいゆう」になると王によりライフ独自の装備が貰えて、王国剣士のそれなどはかなり強力です。最強装備に近いモノなのかもしれない。もっと入手困難な素材から作る装備とかではもっと上のもあるかもですが。ほかに鍛冶屋でも「えいゆう」になって装備品を貰えたけど、こちらもなかなか強力です。普通にそのへんを回るぶんには全く困らないレベル。あと鍛冶屋もマスターになり、木こりもたつじんだったかな。
それで王国剣士の「えいゆう」装備が強力なのでさて詰まっていた感じのメインストーリーを進めてみるかとやってみたらあっさり進行。まあ基本戦闘しなくても進める構成なので、そこまで鍛えなくても行けていたとは思いますが… 終盤はほとんどデモだけで終わりました。ちょっとほっこりというかほろりというか、いろんな感情を交えつつのエンディング。35時間ぐらいになってました。
そしてファンタジーライフは終わらない。もともと、メインストーリーをクリアしてもまだライフ活動は遊べますよという話ではあったけど、エンディング後に開放されるダンジョンもあるみたいで。まだ試していないライフに手を出すとか、「えいゆう」の上の「でんせつ」を目指すとか、ダンジョンを完全制覇するとか、各ダンジョンの奥に待ち構えるボス敵(倒さなくてもメインストーリーには全く関係無い)に挑んでみるとか、やれることは色々あります。
まだやり尽くしてはいないにせよ、とりあえずのクリアを迎えての感想としては、とにかく良作でした。メインストーリーをどんどん進めるのもいいけど、各ライフをいろいろやってみるのがやたら楽しい。MMORPGで採集系の活動が好きな人は是非試して欲しいです。メインストーリーを進めずにライフだけやっててもいいし、メインストーリーを終えてもまだやれるし。シナリオテキストも、MOTHERに関わっていた人がやってるらしいということで独特の魅力があります。お約束なギャグがあちこちにありつつも嫌味を感じないのは相当なセンスを持って構築されているのかなと。世界は決して広くはないけど、様々な要素が凝縮されていていろいろな楽しみがそこかしこに用意されています。
よく考えてみたら3DSでクリアに至ったソフトって初めてかもしれない。ていうかDSでも何かあったっけど思ってしまうレベル。いやはや、とにかく楽しかったです。いや、もうちょっと楽しませてもらいます。

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