chaba log2

2012/11/05

「ガールズ&パンツァー」面白い

カテゴリー: アニメ — タグ: — chaba @ 21:16

今期アニメ「ガールズ&パンツァー」が面白い。戦車戦を武道のようにスポーツっぽい競技にして、それが華道とか茶道のように「乙女のたしなみ」として普及している世界。…といういきなりぶっとんだ設定の話で、要するに美少女群像劇にミリタリー要素をひっつけたという、混ぜるな危険と思いきや意外といけるというジャンル。武装神姫もある種そういったジャンルになるでしょうか。
で、あまり期待はしてなかったけど何となく気になっていたので録画していた。そして4話まで見てみたら面白い。何が面白いって、戦車描写が実に熱い。戦車の「重さ」を随所に感じる描写がいちいちぐっと来るのです。動き出すときに瞬間ぐっと後方にのけぞってから前進したり、止まるときは今度はぐっと前のめりになったり。高速にジグザグ走行しているときの車体の揺れ方とか、砲撃や着弾時の振動の様子とか。それ以外にも砲弾を装填したり、砲撃後の排出のアクションとか、とにかくひとつひとつが重そうでおそらく実機を可能な限り再現して見せているのであろう描写が、男の子心をくすぐります。CGのクールで緻密な描写がものすごくマッチしている。ゲーム雑誌(某ログイン)とかでリアル戦争系ゲームに合わせて編集者の趣味で戦車記事とかが延々と出てたりしてたけど、あまり興味は惹かれなかったけど、そういう戦車好きの人というのはこういうのを感じ取っていたのかなと。出てくる人物はほとんど女の子ばかりだけど、戦車戦の熱さは映画「300」の男臭い血のたぎるバトルに通じるものすら感じます。
もちろん戦車とは戦争に使われて人を殺し施設を破壊するためのものだし、いくら安全装備が万全とか言っても車外に露出した生身に直撃を食らったら即死だわとか、いろいろ違和感を覚えるところも当初はあったのだけど、熱い戦車戦を見ているとどうでもよくなってきた。うっかりBDとかも買ってしまいそうだけどそれは保留としておこう。nasneに録ってるから12話終わったら焼いておこうとは思うけど。

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