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2012/09/22

スワロウテイル序章/人工処女受胎

カテゴリー: 読書 — タグ: — chaba @ 21:23

「スワロウテイル序章/人工処女受胎」読んだ。「スワロウテイル人工少女販売処」「スワロウテイル/幼形成熟の終わり」と刊行されていたシリーズの前日譚となるものです。主人公・揚羽(あげは)が看護学校に通いながら一連の怪事件に挑んだり巻き込まれたりといった連作中編集になっています。4話収録されているけど全部繋がっていて、長さもまちまち。
中身としては、アンドロイド女子校のキャッキャウフフ(?)な大騒ぎがコミカルに描かれる一方、スプラッタだったりグロテスクだったり凄惨な戦闘もあったりで相変わらずです。落差が激しすぎ。しかも今回、意識とは何かといった哲学的…といっていいのかなあ、わりと小難しい話も出てきたり。いつもそうだっけ。既刊の内容よく覚えてない。
しかしこのシリーズは最初の「人工少女販売処」を何の予備知識も無く書店で見かけて手に取ってみたら面白かったという出会いで、以降続刊も告知見たとか全く無く、書店にておお!出てる!と出くわして買ってます。まあ基本的に週1には行ってるし、SFやラノベのコーナーはわりと眺めて通るので遭遇の可能性は低くは無いのかも。それに結構独特の表紙で、白地に主人公がぽつんと描かれているイメージはずっと共通しているから目にとまりやすい気もする。…刊が進むにつれて主人公のポーズや占有面積がダイナミックになってきてる気はしますが。今回とうとう裏表紙にまで進出してますよ。ついでに本文中に挿絵も追加されてた。
コミカルなところは映像化したら面白そうな気もするけど、しかしグロ描写がわりと激しいので映像化はきついかもしれない。ていうか活字だと死体描写とかあってもあーそうなのねーとか読み流せるけど、アニメでも実写でも映像化されるとちときついです。まあよっぽど大ヒットしないと映像化の話も無いだろうとは思うけど…

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