chaba log2

2011/05/27

げんしけん10とか

カテゴリー: 漫画, 読書, 買い物 — タグ: — chaba @ 21:14

genshiken

長いこと待った続刊2つ。
とりあえず「げんしけん」10巻、部員が世代交代していったん終わり、「二代目」となって再開しての初巻ですが物語は完全に続いているので通巻で10ということに。
話としては荻上が部長となって新年度が始まり、無事新入部員も迎えて…という展開なのだけど、相変わらずというかメンツが濃い。新人も腐女子主体というのはご時世を反映してのことか。まあ普通に男オタクの話はこれまでで語り尽くしてる感もあるしな。荻上以外には大野と朽木が残っていて、あと何故かマダラメも普通にレギュラー扱い。学校に近いところにアパートを構えているためなにかと絡まれている感じに。笹原は荻上の彼氏&アドバイザーとしてしばしば顔を出しますが、マダラメよりよっぽど出番少ない感じです。
まあ本当に従前のノリをそのまま引き継いだ印象で、メンバーが替わってもそれぞれまた別の個性的な面々によって引き起こされる騒ぎに笑わしてもらいましたw 個人的に従前から感心してるのがクッチーこと朽木の扱いで、まあぶっちゃけうっとおしいうるさいオタクキャラなのだけど、扱いようによっては単に不愉快なだけの存在になりかねない(実際登場当初はそういう印象が強かった)のをうまいこと役割を与えて賑やかしに一役買わせています。特に感心したのが過去のコミケ(作中ではコミフェス)参加時のエピソードで、コーサカのコスプレに驚いた咲が一言苦言を呈しようとしたその瞬間に「いやーイイ買い物した!」とさわやかにウザく割り込んできて、咲にものすごく綺麗なキックを食らってたシーンです。まあ要するにウザいことして痛めつけられる、という位置づけなのだけど、そういうポジションは今作でも健在な模様。…ていうか、結果的に痛めつけられてるから不愉快を覚えずに面白がっていられるのかな。
とりあえず今作は再開当初ということもあってか軽く笑えるエピソードが揃ってますが、そのうちまた重めの話も出てくるのかな。コミフェスと荻上の仕事の締め切りが重なってるというのがいろいろ暗い影を落としてそう。あとは大野が卒業してどうするのとかそういうのも気になるなー。

もう一方の「天冥の標」4巻はまだこれからですが、1と2がかなり時代が飛んでいて3でまた1に近づいたような感じだけど、4はまたそのへんの話なのかな。10まで出る予定らしいけど謎だらけだった1の真相というか世界状況みたいなのはだんだん解ってくるんでしょうか。

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

このコメント欄の RSS フィード トラックバック URL

コメントをどうぞ

Powered by WordPress