DRAGON AGE:ORIGINS、ちょこっとだけ進めましたけどこれ面白い。洋ゲーらしい顔の濃さが気になってはいたけど、話が結構重いのでむしろ濃くリアルな顔のほうが説得力あります。吹き替えでなく字幕で進行しているのも、洋画を見ているような感じになって説得力を増してるのかもしれない。ともかく思うのは、深刻な言葉とか人生訓めいた台詞を吐かれてもJRPGのアニメタッチだと軽々しく薄ら寒く聞こえてしまうことすらあるんだけど、グラフィックの重苦しさで説得力あります本当に。軽いグラフィックと重い話の違和感で最も記憶に残っているのはゼノサーガ1だったりしますが。
今作でベースになっているのは闇の軍勢と人類との闘い、というとよくありがちだとも思うんですが、その闇の軍勢と闘う以前に人間側の内部で裏切りだの高慢だの内紛だのといった欲望やら陰謀が入り乱れてえらいことになっています。差別的侮蔑的な発言もぽんぽん出るし、そして戦闘は血なまぐさい感じで戦闘後の会話イベントなどでは基本的に返り血を顔から全身に浴びた状態になってるしで、そこらじゅうの重苦しさが説得力に加担している印象です。
わりと期待していた戦闘のほうはまだよく解らんというかガンビット的なそれは全くいじっておりません。そっちにまだ手が回らない感じ。スキルの入れ替えさえほとんどやってなくて、装備品もおろそかにしてたらステージボスであっさり殺されてみたりとか。でも基本適当に突っ込んで連打連だで何とかなってたりもするので気楽ではあります。まあ魔導師NPCが味方まで全部まとめて火だるまにしてくれることもありますが…
とにかく、説得力のある世界で重めの話を味わっております。むしろJRPG的な画像でこういう重い話をやられたら凹んでしまったりもするかも。ようやくこういった比較的高年齢層向けのドラマも楽しめるようになってきたんですかねえ… この分なら積みっぱなしのマスエフェクトとかも楽しめるんだろうか。
2011/05/16
DA:O面白い
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