昨年末に開催され、たいそう盛り上がったらしい「けいおん！」ライブのBDが到着。
観賞の感想を一言で言うと、すげえ楽しかったです。マクロスFのライブDVDも買ったんだけど、同じぐらい劇中歌はよく聞いてたと思うんだけどこっちのほうがだいぶ面白かった。まあこちらはキャストが完全に同一なのでネタの展開もしやすいし人数も多いし、イベントとしては盛り上げやすいのかな。ボーカルのクオリティはマクロスFのほうが圧倒的に上だけど、ネタを交えるのに苦心してた感もありましたわね。
とりあえずOPだけでもうだいぶ感極まるところでした。これまた比較になってしまうけどマクロスFのほうは盛り上げ演出がちとクドい感じもしてたな。
そして歌ですが、各キャラソンを歌うなかでやはり澪の人は上手いですね。ライブでも安定感あって素晴らしい。他には和の人も上級者な感じ。この人はもともと歌手トレーニング受けてたとかだったっけ。ムギの人も上手いほうなのかもしれないけど、歌が比較的おとなしめというかイケイケ系じゃないところでライブの高揚感からか無駄に力入ってる感じがしてムギらしいおっとり感が抜けてたのが残念といえば残念。律の人がやたら元気にパフォーマンスしてたのも印象的。歌は二の次でとにかく律らしく楽しく！というのを全身で表現してたようでかなり好印象でした。
…しかしそれぞれキャラソンで頑張ってきて、一気に持って行ってしまったのがさわちゃん先生ｗ 急にヘビメタ空間になって、心なしかバックバンドも楽しそうでした。バックと言えばOPのTom-H@ck氏とかの作家陣がそのままバンドに入ってたのも凄いですね。
メンバーの反応がそれぞれ個性的なのも見所で、オープニングトークでメインの5人が並んで皆緊張してるところにムギの人が一人だけ落ち着いてたりとかｗ 一番若いのに。澪の人は一番緊張してたり、最後で一番泣いてたりととにかく感情の振れが大きい人みたいです。最後、皆がそれぞれ涙ながらに挨拶をするときにも他の人が喋ってるときまで一人だけボロボロ泣いてて周りに心配されてたりとか。
途中で小芝居とかネタを挟むのも、意外とと言ったらあれですけど結構面白かった。まあこれは作品への思い入れあってこそでしょうけど。思い入れと言えば最後のバンド生演奏、初公開の「私の恋はホッチキス」を必死で応援しつつ見守る感じ。きっと会場のファンも、頑張れ頑張れと祈るような気持ちで見守ってたんでしょうなあ… なんか昨夜のサッカー観戦に通じるものすらあるかもしれん。
キャラソンでは1人ずつだったけど、劇中歌では唯と澪がそれぞれ歌うときにコーラスを当ててるのも生で見るとちょっと感動。
歌もトークも楽しくて充実の観賞でした。現在放映中の今期もライブやるんですよね…？ やるでしょうねえきっと。まあどうせ行けませんけどorz いや行ける位置にいたとしても争奪戦が壮絶なんだろうなあ… いっそドームツアーとかどうですかｗww
そういえばまだキャラソン出てないんですよね。2クールの放映ももう折り返しみたいですけど。