chaba log2

2010/04/16

「百姓貴族」が面白い

カテゴリー: 漫画, 買い物 — chaba @ 20:59

荒川弘「百姓貴族」が面白いです。「鋼の錬金術師」で有名な作者による農業エッセイ漫画…なんだけど、ハガレンという略称は聞いたことあっても原作やアニメを見たことはなかったりします。で、どこかのブログか何かで書評を見て、面白そうなので購入してみた次第。
原作者は漫画家デビュー前に、北海道の実家でディープな農業経験があって本書はそれを綴ったものになっています。基本的にギャグタッチで北海道農業のスケールのでかさや父上(開拓入植3代目だとか)のダイハードっぷりとか農業高校のタフさとか、とにかく現場を知らないと解らないようなエピソードが盛りだくさん。しかし笑わせるばかりではなくて、牛を食肉加工に回すときの心境など命を扱う仕事であることも見つめていたり。笑わされたり考えさせられたり感動したりといろいろ多彩ですが、とにかく北海道はスケールが違いますなあ。
これ単行本になるのに連載2〜3年分必要になってるっぽいけど、続刊が待ち遠しいぐらい。連載誌は成人女性向きっぽいのでちと手を出しづらいな…

あと同様にどこかのブログか何かで見た、あさりよしとお「アステロイド・マイナーズ」も面白そうなので買ってみた。こちらはタイトル通りに小惑星の発掘作業に従事する作業員の話、をはじめとしたSF短編漫画集です。3編が収録されていてそれぞれ場所も登場人物も異なるのだけど、微妙にリンクしてるところもあるような感じ。「2001夜物語」ほどではないけど。
こちらは絵柄が軽快なのもあってか、「百姓貴族」より厚いんだけどかなり軽く読めた感じです。

どちらも面白かったので以下アフィリエイト。

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