10巻以降はいよいよweb版との乖離が本格的になり、ナザリック勢が世界征服に乗り出しそうな勢い。10巻では帝国に騒動を起こし、11巻ではドワーフの国に殴り込み(どちらかというとドワーフを救済)。そして12巻では今までほとんど出てこなかった聖王国が大変なことに。この聖王国編、前後編になっていて後編が13巻、これまだKindleで出てないのね。書籍も4月末に出たばかりみたいだからしばらく待たないといけないか。更に14巻は来年とかも見かけた。ついに追いつきそうだけど、いつ終わるんだコレ…
しかしまあ、今更ですが、えげつないシーンがどんどん出てくるのは相変わらず。特に聖王国編では冒頭からいろんな魅力あるキャラたちを出しておいて、片っ端から大変なことに。王国虐殺のシーンとか万単位の人を瞬殺したなんてところでも「うわー」とは思うけど、正直個人のエピソードをしっかり描かれたほうが心理的ダメージは深い気がします。7巻のワーカー惨劇のあたりがweb版よりだいぶマイルドになってたんで油断してたら新しいエピソードで残虐ぶりが増していたりとか。横暴傲慢貴族などヘイト高めのキャラが惨殺されるのはある種の爽快感もあったりするのだけど、好感度高い人物が惨殺されてしまうのはトラウマになりそう。これからもそういうところはどんどん出てくるのでしょうけど、これが怖いもの見たさってやつでしょうか。もちろんそれだけではなくて、アインズ様のコミカルな苦悩とか多彩なキャラとか、いろんな魅力はあるのです。時折挟まれるカルネ村のエピソードがちょっと好き。イビルアイの乙女ぶりも今後が気になる。
2018/05/18
オーバーロード10、11巻そして12巻
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