chaba log2

2016/01/01

謹賀新年

カテゴリー: TV, 雑談 — タグ: — chaba @ 06:16

あけましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いします。

さて紅白、なんだかんだで毎年ずっと観てますが、今回は「ザッツ紅白」とか言うだけあってかメドレーとか昔の歌とかそういう総まとめ的?な印象を受ける構成が多かったような。昔のアイドルやグループが多数復活してたりとか。
とりあえずラブライブは私が「けいおん!」みたいに熱中してたらさぞかし感動したんだろうなあとは思った。あの当時にHTTが出演したらそりゃー界隈では大騒ぎでしたでしょうけど、まだ世間が暖まってなかったというか。今回も「アニメ紅白」としてゲゲゲやアトムにバカボンガンダムエヴァセーラームーンといったメジャーどころを並べるコーナーがあって、その後にラブライブでしたものな。まあアニメ紅白自体はいろいろ寒々しい感じもあったのだけど、これだけ世間に認知されるようになってきたと思うべき…なのかなあ。うちの親みたいに「ゲスの極み乙女」という名称に疑念を呈して不思議がるというかむしろ不審がるような、ずっと紅白に演歌ばかりを期待していた世代にはどんどんポカーンとしてしまう空間が増えるばかりで申し訳ないのだけど。
あと小林幸子、これだけNHKでラスボスラスボス言われるのもなんだかねえと思った。ていうかニコニコ再現をどうするんだろうと思ってたらまず背中に展開した放射状スクリーンに出てたのでほほーと思ってたら背面大スクリーンに展開、しまいにはTV画面上まで浸食されるというなんかある意味ウィルスを再現してるかのような拡散ぶりだった。どうせなら和楽器バンドを演奏に連れてくればよかったのにとか思ってしまったけど、まあ連中には連中の活動があったのかも。そしてラスボスに負けない演出で「中ボス」とまで呼ばれたらしい水森かおりもなかなか。両ボスは広大なバックスクリーンに3DCGを大展開することで飛びまくってましたな。これ会場にいたらなかなかの浮遊感だったんじゃなかろか。
CGといえばPerfume、以前観たことあるようなリアルタイム3D合成というかなんて言うんだアレ、カメラアングルを変えるときにCGで繋いでぐっと動きまくる、ステージが異空間になってカメラがぐるぐる回っているような演出。紅白の舞台でやっちゃったのは結構凄いことなんじゃないかと思うんですけどおそらくCGに関心の無い人にはすごさも何も伝わらなさそう。ていうか会場じゃ見えない、放送限定の演出でしたわね。前項の浮遊とは対極的。
いろいろ面白かったり薄ら寒かったりといろいろなんですが、謎というか不満を覚えたのがトリの2人。去年に引き続いての松田聖子と今年35周年という近藤マッチ。いや、両者とも一世を風靡した大スターで、まさに司会の黒柳徹子とともに「ザ・ベストテン」ではよく観ていた人たちなんですけど、なんというか現代に通じる迫力を感じない。松田聖子は昔はもっと声が綺麗だったと思う(そういう意味では今は娘のほうが…)のだけど、さすがに寄る年波には勝てない印象は否めない。そしてマッチ氏、ここに出てくる意味が全く解らない。歌が上手いわけでもないしダンスとかパフォーマンスが凄いわけでもない、よく考えてみたらあの時代ってなんで人気だったんだろうと首をかしげるレベル。まあ女性アイドルにしても歌唱力不足な人は今も昔も絶えませんが。いや、懐かしかったけど、懐かしかったけど…
懐かしいといえば今井美樹・レベッカあたりは老けつつもそれなりに歌えていた印象。そういえば古い曲は今風アレンジにせずにオリジナルをそのまま出していたっぽい?
そして最も印象が強かったのが、司会陣。いろいろ不安定で危なっかしい感じが抜けなかった黒柳徹子と前回よりだいぶマシだけどまだまだ不安げな綾瀬はるかをフォローしつつ、初司会とは思えないどっしり構えた安定感が地味ながら圧巻だったイノッチ氏。「あさイチ」での有働アナとの軽い掛け合いをそのまま持ち込んだ雰囲気で、派手さは無いんだけど安定ぶりはすばらしかったんじゃなかろか。ゴールデンボンバーの相撲も面白かったですが最大の好印象はイノッチ氏にあげたい。

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