LEAP motion、いわゆるフリスクケースぐらいの大きさで、センサーで手先の動きを取り込める機器です。だいぶ前に入手してはいたのだけど、ちょっとデモ見たぐらいで放置してました。unityづいている最近、コレもunityから使えるらしいということで試してみた。
使ったのは「日経ソフトウェア」2014/12の記事です。先月号ですね。とりあえずAssetStoreから落としたオッサンをunity内に配置、添付のモーションを付けたりスクリプト書いたりする。
でLEAPが使える状態で動かしてみると、自分の「手」が画面内に登場します。ここでは左手をかざしており、ロボっぽい手になってますけど、いろんなスキン?が選択も可能。リアルな肌の手も、白人やら黒人やらいろいろです。もっとワイヤーフレームなCG然としたものも。
これを画面外から見るとこんな感じに。今度は右手。なんだかホラー映画みたいな構図になっちゃってますが。このデモでは、オッサンに設定した感知範囲に手が触れるとジャンプするという内容で利用法のサンプルを示す形です。
確かにいろいろ使い道はありそうなのだけど、いまいちまだ正確ではない感じも。あとセンサーの感知範囲がさほど広くないし、指先を正確に取り込まれるには手のひらをセンサーと平行にしたほうがよさげだったりとか、入力そのものにちょっとコツもある感じです。それにPCのスペックも結構要求するようで、すぐにファンが爆音を鳴り響かせたりとか。ハイパワーなPCだったらもっと細かく正確に取ってくれるのかもしれませんが。
DurovisDiveとかのヘッドマウント系をやってるとタッチ操作できないから一つの解決策としてLEAPもアリかと思ったりもしたけど、考えてみたらLEAP自体がPC接続前提ですものね。OculusRiftがLEAP対応するというけど、アレもそもそもPC接続が前提ですし。その環境でUnityにも対応しているようだけど、ここで使えるのはUnityPro、すなわち有料版のみです。将来的にはFree版にも対応するとかなんとかですが。
とか思ってたら、LEAPのメルマガでなんかandroid対応機器?のKickstarterが紹介されていて、メルマガ内でもLEAPのandroid対応がアルファテスト段階だとかなんとか言ってるような気もする。非力なモバイルでどの程度動かせるんですかね。いずれにせよ、採用するならあまり細かい検知はできない前提でってところでしょうか。
とりあえず、上記サンプルと同じ号の日経ソフトウェアでunity-chanのゲームサンプルもあったりして、なかなか勉強になってます。