「竜殺しの過ごす日々」読んでみた。ある日突然異世界に紛れ込んだ男子高校生が、いろいろ偶然が重なってその世界で恐れられている竜を殺してしまったために起こる騒動。かの世界では殺した相手の能力を吸収してしまうために超人的な能力を手に入れてしまう。その能力や出会った人々の協力で過ごす日々。
最近この手のファンタジー系で散見されるのが、ゲーム的な設定である。この話でも魔法盤により個人の各種能力が参照できるのだけど、A〜Eの表記で能力が示されるってまさにゲームっぽい。ついでに「ギフト」や「称号」といった固有属性も付いてたりして、それらが総合的に個人の能力を示している。まあ私も含めて、いまどきの世代ってのはファンタジーというとまずゲームで触れるというのも一般的なんでしょうね。何よりパラメータが目に見えるというのは明快で説明しやすいし。今作でもその主人公の能力の異様さを示すのに一役買っています。
異世界冒険といった殺伐としたイメージはあまり無くて、タイトル通りに日々をわりと淡々と送っている感じ。最初に出会った人たちから現地で生きるための日常生活の基礎や魔法や戦闘技術を教わって、それから町に出てギルドに入って依頼をこなして(ギルドで依頼を、ってのもゲームっぽい)…まあ冒頭から強大な竜を倒してしまったりとか、途中でも普通の冒険者では太刀打ちできないような敵を退けちゃったりもしてますが。基本、圧倒的な強さで普通の冒険者は毛嫌いするような雑用(邪魔な巨石を移動してくれとか)をあっさり片付けて行く感じ。戦闘依頼だと他の冒険者に迷惑だよなーと雑用ばかりやる遠慮っぷりは日本人らしいところか。まあ竜殺しとしての実力をあまり知られたくないという事情もあるけど。
いろいろやって日々を過ごして、いろいろ伏線も撒きつつ次巻に続く感じです。妙に爽やかささえ漂わせつつ終わる。ヒロイン候補っぽい女性キャラも複数出てきますが、今のところ恋愛要素は無し。いろいろフラグは立ちかけてる気もするが。わりと好感なので続きも読んでみたい。なんだかんだでこの、いきなり異世界に行ってヒーローになっちゃう御都合主義的な話ってのも好きなのかもしれん。「理想のヒモ生活」もそれ系ですし、って同じ文庫だった。
「英雄クロニクル」をやってみた。4gamerの妙に熱いレビューを見て以来気になっていた。実際やってみるとコレ、2011年末あたりから動いてるのね。プレイヤーは5勢力のいずれかに所属して派遣を競い、3ヶ月ごとにリセットする形式なのでもうだいぶシーズンを巡っている様子。
基本はSRPGです。ブラウザゲームだけあってか画面はわりと地味というかシンプル。何と言っても特徴的なのは好きなだけキャラを作り込めることで、スキルや装備などはもちろん、キャラ画像を自分で描いてアップロードすることも可能だし攻撃の名前をなんだかよく解らん中二病ネームにするのも大いにアリ。そして傭兵として他のプレイヤーに使われるのも基本なのでファンタジックな自己アピールを延々と綴るのもむしろ推奨されている感じ。これは作った側がTRPG好きで、TRPG独特のキャラの作り込みとかを実現したいというのがコンセプトにあるということらしい。攻撃時のカットインとか、決め台詞・やられ台詞なども設定できるので、先頭空間がなんかもういろいろカオスで独特の空気があります。戦闘相手は好きに選べるのでまあ格下NPCを相手にポチポチやってる程度です。プレイヤー軍はさすがにそれなりの軍勢が多く、いくらAIが弱いといってもキャラステータスがあまりに格上な相手にはさすがに分が悪い。時々挑んでは返り討ちに遭っています。でもそれぞれ作り込んだキャラがいろいろ見られるのはなかなか独特の楽しみがありますね。
課金要素はそこかしこに。とりあえず2時間ごとに補充される行動ポイントが最大6Pしかストックできないのでその補充とか上限アップをはじめ、装備品のガチャとか倉庫拡張とか。この倉庫、無課金だと50個しか持てないのがなかなか窮屈。だって1人に最大4個持てるのに、これを10人分そろえるだけで40枠が埋まるじゃないですか。装備品は消耗品なので予備を持っていたりするとすぐに埋まってしまう。課金で拡張できるけど、買い切りじゃなく月払いなのが敷居高い。まあなんとか無課金でやりくりしたいところ…
http://tsuginouchi.seesaa.net/article/359052992.html
上記リンク先の記事と全く同じメールが来た。見るからに日本語が怪しい。しかし実際にスクエニアカウントで使っているアドレスだし、メールに示されるリンクも一見正しく見える。しかしソースでリンク先を確認すると、やっぱり偽装されてた。もともとメールソフトがリンク付けてなくてもhttpで始まるアドレスはリンク表示してくれるので、一瞬でも正しいんじゃないかと思ってしまってた。危ない。
マグロ漁港がある串木野、地元グルメということでだいぶ前から登場していた「まぐろラーメン」をいつか食べに行ってみたいと思ってましたがこのたびようやく叶いました。
検索すると何店かあってそれぞれが独自のまぐろラーメンを作っている様子、「味工房みその」がだいたいトップに出るのでここがメインなのかと狙ってみたけどわりと町中というか住宅地の中のようで駐車場も狭そう、同じ名前の「みその食堂」がやや郊外の国道3号線を南下したあたり(神村学園近く)にあるのでそちらに行ってみることに。…行ってみたらこちらも大混雑で順番待ち名簿に名前書いて待ってる人が既に多数。まだ11時過ぎだというのに。とりあえず駐車場が広いのは助かった。そんなこんなでしばらく待ってようやく入れました。
頼んでからは早かった。まぐろラーメンに餃子セット(ご飯付き)を頼んだけどまだ餃子が来てませんw しかもひと箸入れてから写真撮るのを思い出したので、トッピングが若干崩れています。もやしと白髪ネギがこんもり盛ってありました。その右と手前に浮いてるのがまぐろの「づけ」ですね。づけだけにしっかり味が付いていて、これだけでなかなかのオカズになる感じ。焼豚の代用品にとどまらない、なかなかの存在感。
ラーメンはあっさりめのスープに縮れ麺。ネットでは魚臭いという評価もあったけど、確かにまぐろラーメンだけあって魚の風味が効いたダシで好みの分かれるところかもしれませんが、私は結構気に入りました。またこってり系を求める向きにも物足りないかもしれません。さらに付け加えると、ちょっと量的にも物足りないかなと。器が広く浅めな感じなので、見た目よりボリュームがありません。150円追加で大盛りにもできるみたいだから次に来ることがあればそれも試してみたいところ。あっさりさっぱりを求める向きにはなかなか良いのではないでしょうか。
ちなみにまぐろ餃子もあったみたいですが、私のセットは普通?の黒豚餃子で普通にうまかったです。
スマホに特化したオンラインRPG、ブルーオデッセイやってみた。iOS版も予定しているようですが今のところAndroidしか出ていないのでNEXUS7を久しぶりに充電しました。とりあえずオンラインRPGなんですが、まだ序盤のチュートリアルを抜けた程度しかやってなくてパーティプレイもほぼ未経験、なのでレビュー書ける段階ではないのですがまあ今のところの感触を書いてみる。
グラフィックは2Dの背景に3Dのキャラを描いています。小さい画面でも見やすいようにか、漫画チックな頭のでかいキャライメージ。それでもイベントやクエストでは2Dの立ち絵が用意されてたりもします。このへんはアジア産によくあるパターンですね。…これ、某クエストのメッセージでいきなり漢文?表示が出たので判明したのだけどアジア産っぽいですね。中国か台湾か解らんけど。
とにかくスマホ特化ということで、イージーオペレーションをきわめている印象です。メニュー選択を含めて基本的に画面内の目的地をタップするだけで進行します。移動は目的地をタップすればそこに行くし、攻撃も敵をタップすればターゲットしてどちらか死ぬまで殴り続けます。時折スキルを入れたりもできる。特筆すべきはクエスト類の進行で、クエストを受託した表示窓に依頼人とターゲットモンスターが表示されるのだけど、そのモンスターをタップしたらその生息地にいきなりジャンプできる。そこがどこなのか把握する必要すら無い。で規定数のモンスターを狩ったら完了メッセージが出るので、これもクエスト表示から依頼人をタップするとまたその場所にジャンプ。なんだこの手軽さは。クエストは一覧から依頼人ごとに選択できるので、どんどん一覧から依頼人に飛んで行けば自分で移動する必要が無いという恐ろしい手軽さ。
とにかく手軽にプレイすることを念頭に置いている印象。ちくちく狩り続けてLV20ぐらいまでは行きました。クエストとかミッションが進行するとパーティ推奨なミッションも出てきますがこのへんはまだ未経験。あと武器強化もできるみたいだけど、なんか素材が集まらないのでこのへんも未経験。まだ全然未知数なアプリですけども手軽なのはいいかもしれない。ただ、スキル振りが一度やると取り返しがつかないというシビアさもあるらしい… 有料アイテムで振り直しも可能とか聞きますけども。