chaba log2

2012/12/30

FANTASY LIFE

カテゴリー: ゲーム — タグ: , — chaba @ 06:51

ブレイブリーデフォルトを休止してファンタジーライフやってます。BD、良作なのは間違い無いのだけど、どうもこう殺伐としているのが気になってきて… アニメ調でない吉田明彦キャラは魅力的で物語に普遍的な説得力を与えると思うのだけど、それだけにというか殺伐とした物語がぐっと突き刺さってしまう。障壁となる敵を片っ端から殺して回ってますし。敵のなかにはありがちなコミカルなヤツもいたりするのだけど、そういうのも容赦なく片っ端から。ファンタジーRPGの敵って異生物とか侵略者とかで、人間だったとしても徹底的にその悪事を見せつけておいて倒すことに罪悪感を覚えないようにしてたりするのだけど、そういう配慮というか遠慮が全く無い…事は無いんだけど、敵は「悪い奴ら」なんだけど、それだけでない連中だったりもするので… それどころか巻き込まれたNPCも容赦なく死んだりするのでなかなか大変。これ救いがあるのかと心配になってしまう。ボイスが入らない会話イベントも豊富に用意されていて、ゆるふわだったりコミカルだったりするのはいいのだけど、それだけに物語の殺伐としたところが浮き立ってしまう印象も。
そういう意味でもファンタジーライフの全体を覆うゆるーい優しい感じは、何とも救われる感じ。これ要するにオープンワールドなアクションRPGなんですね。ビジュアルは「どうぶつの森」的な頭身の高いもので、果樹をゆさゆさ揺すると果物が落ちてそれを拾うってのも共通している。まだ試せてないけどアドホックで他のプレイヤーと協力プレイも可能みたい。要するにストーリー性の高い「どうぶつの森」…と言ってしまうにはあまりに幅広いと思うけど、これストーリーもなかなか面白いです。基本コミカルで、随所でボケツッコミの応酬もされているのだけど、そういうところがわりとツボにはまるというか、コミカルのベクトルがかなり好みに合致している印象です。
とりあえず採掘士をやってます。まだライフ(他のRPGでいうところのジョブ)をいろいろ試すには至ってないけど、とりあえず採掘士でもそこそこ戦闘は出来る感じ。でもまあやっぱり戦闘主体で進めたかったら戦闘職でやるのが手っ取り早いのかもね。いつでもどこでもジョブ…じゃないライフを切り替えはできないけど、要所要所には切り替えできるNPCが置かれているようだし。とりあえず戦闘職と、あと採掘を生かせる鍛冶屋もやってみたい。でもメインストーリーがなかなか面白いので1つを伸ばすのに専念してる感じだったりもする。これいちおうメインストーリーとライフごとのストーリーも用意されているようで、メインをコンプリートしてもライフごとにいろいろ楽しめるみたいです。
まず採掘士を選んだのはやはりFF11からの影響が否定できない。まーセオリー的には戦闘職からやって慣れてからだよなーと思いつつも、やっぱり好みからいってみようぜ的に。やっぱり採掘の魅力はギャンブル性でしょうか。このファンタジーライフでも、FF11同様に「掘ってみないと何が出るか解らない」構造なので。ある程度の種類は決められているのだけど、レア鉱物はなかなか出ない。さらにハイレベルの鉱脈になると採掘レベルを上げないといかんみたいだし。メインストーリーで出かけた先の鉱脈が全然掘れなくて、ちょっと掘り猫スピリットに火がつきましたw 猫じゃないけど。
こういう、細かいゲームを積み上げるような構成というのはレベルファイブの真骨頂かもしれない。昔から、普通のRPGでもミニゲームやデータを膨大に詰め込んでましたし。そしておそらくはTFLOでやりたかったことも盛り込まれているではないかなとも思いつつ。

SAO BD#3

カテゴリー: アニメ — タグ: — chaba @ 05:30

SAOのBD3巻到着、視聴。この巻はもう何と言ってもリズベット。パッケージもリズベット、ブックレットの表紙もリズベット、ケースの裏地もリズベット武具店。リズベットのキャラクターソングCD付き。そしてもちろんオーディオコメンタリーもリズ登場の7話だけ…っておい! コレ本当にどうにかならんのか。短編「おふらいん」を切ってもいいから、コメンタリーを全話収録にしてキャストとスタッフと分けて欲しい。本当に。
今回のコメンタリーはキリト&アスナに加えてリズの中の人、それに撮影監督と3D監督が加わった構成だったけど、せっかくリズの話なのに撮影・3Dの話に大半が取られていてもどかしい。いやスタッフの話も興味深くて面白かったんだけど、これは別にやって欲しいわーーー。リズの中の人が思い入れを短い時間で語ってくれたからなんとかまとまったけど、もっと細かいところでいろいろ言うこともあったでしょうに。コメンタリーの無かった「幻の復讐者」「黒と白の剣舞」ですが、いろいろ語れるところもあったでしょうに。
「おふらいん」とキャラクターソング(別売りしないで毎回収録ってのはある意味凄いのかもしれんが)にコストを取られてコメンタリーに手が回らないんですかねえ。このままフェアリイダンスも同様の構成だったらつらいわあ。なんでこう、毎回高い金払って残念感に身もだえせないかんのだ。ガルパンBDの充実感との落差に泣けてくるレベル。

げんしけん13

カテゴリー: 漫画 — タグ: — chaba @ 04:37

「二代目の四」と題された「げんしけん」13巻。学園祭を舞台とした騒ぎが描かれていて、やっぱりというか騒動の中心はハト君。学祭だけに外部のいろんな人が入り込んできて、その中でもハト君の知人が特にややこしい存在なのだが、その人と入れ替わりに咲が登場、笹原妹も尽力(?)してマダラメと咲を部室でふたりきりにしたところで巻が終わる。次回予告ではそのマダラメの行動に焦点を当てて引っ張る。これでついに、某所でちらっと出てたというマダラメ&咲が結婚した後日談(と見せかけて別世界話の可能性もあるが)の短編に繋がるんでしょうか。何というか、咲がコーサカとの関係を諦めてるのかなといった印象もちらりと伺える。コーサカがあまりに異次元に生きているので咲ですらとうとう諦めて解き放ってやろうと思っているのではないか的な。そこでマダラメの態度を試してやろうとか…?
しかしやはりハト君の腐男子っぷりも突き抜けている。男なのにBLが大好きで、しかし自分自身の性的嗜好はそっちじゃないという。でもマダラメに対する複雑は感情は、精神的にはそっちに傾倒しているようにも伺える。このへんは本気で解らん。最近BL本も市民権を獲得しつつあるようで、露骨にそういう描写をした表紙の雑誌が堂々と書店に置かれているとぎょっとするし。ああいうのもだいたい傾向があるようで、線が細くて長身で細目でとんがった顔の男が多いのですね。まあBL系でなく乙女系?とかの女性向け恋愛ゲームに出てくる男性キャラってのも画一的で一見本気で区別つかないようなモノもあったりするし… このへんは男性向けのいわゆるギャルゲでも同様ですけども。似たよーなキャラがテンプレな媚びを売ってるというのはどっちにも共通するものなのかもしれん。まだ萌えという言葉がゲームジャンルに存在しなかった頃から、似たよーなキャラばっかだとか言われ続けてきたけど、女性向けのそういう描写が目に付くようになってきて初めて実感できたかもしれんw
しかしハト君の突き抜けっぷりが凄いのは、女装男子という自分の存在すらBLの妄想に組み込んで楽しんでいるところですわね。理解できんけどなんかすげえ。

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