SAOアニメで「心の温度」、ついにリズベットの話に。まあだいたい原作通りでしたが、店番のNPCは出てこなかったな。外見的な可愛さではシリカのほうが印象強かったけども、リズのほうが恋に揺れる心情を積極的に描いていたので視聴者の共感はわりと得ていたような印象。ただ、肝心の鍛冶のシーンが何だか(リズに)力入ってない感じだったのがちと残念。ポコポコ叩いてるだけで。これは原作でも描写されてるのだけど、実際に物理エンジンとかで鍛造するわけではなくて、一定のスキルを持ったプレイヤーが規定の素材を規定の方法で加工することで生産が実行されるので、本当に鍛造の動作が必要なわけではない。なので原作通りというかアインクラッド世界では正しい描写なんだけど、見てるぶんには物足りない感じがしてしまう。それでも自分は魂を込めるんだ、というリズの心情が原作にはあるので、そのへんは見せて欲しかった気もする。
そして次回から本流に戻って原作1巻の続きになるわけですが、予告映像でアスナが私服で料理を振る舞うシーンが出て「いきなり新婚生活!」とか言われてますけどあれってレア食材を手に入れたキリトと半分こするために自宅に招待してるだけですからw とはいえリズ編でもその片鱗がうかがえるように、だいぶ心は傾きかけてる状態ではある。ここから親衛隊のあの人の絡みが出てきて森の家に行って、そこでようやくユイも登場か。そこまで来たらもうあとはアインクラッドの結末に向けて一直線ですね。
原作ではアインクラッド終了時にリズにも少し出番があるので、おそらくシリカも出てくるんじゃないかな。そしてフェアリイダンスへ、と。フェアリイダンスもミッション終了してから少々エピローグ的な話が付随してるけどそのへんどう扱うんでしょうかね。丸々1話ぐらいはエピローグに使って欲しいぐらいですが、っていうかエピローグの最後の最後で「フェアリイダンス」がようやく披露(?)される流れなので、あれは必須かもしれん。ストーリーには全く関係無い(…こともない?)んだけど非常に印象的なシーンですし。
で、このまま好評に終えられたら2期1クールでファントムバレット、劇場版でマザーズロザリオという流れを繰り返し要望してきましたが、考えてみたら2期を2クールにしてファントムバレットからキャリバーを挟んでマザーズロザリオまで行くという手もあるかもしれない。でもマザーズロザリオって1冊で非常によくまとまっている話なので、劇場版としてハイクオリティに仕上げたモノも見てみたいなあとも思ったり… ところでマザーズロザリオってファンにも非常に評価の高いエピソードみたいですね。逆にファントムバレットはあまりそうでもないとか。世界が変わりすぎたせいでしょうかね。アスナがほとんど絡めないせいもあるのか。
ところでSAOはソーシャルゲームにもなる様子。まあキャラも舞台も揃ってるし、ソーシャル向きかもしれませんね… また例によってカードバトルのようですが。ソーシャルは手を出す予定無いけど、それとは別にとりあえずPSP版は気になるところ。VITAだったらもっとキャラとかキレイになりそうだけど、普及台数から仕方ないか。
AWアニメのほうは沖縄編が無事終了して、次回からまた暗黒の能美編に。まあ考えてみたら原作でも3〜4巻に渡って長々と描かれているし今後ずっと関わる加速研究会の登場にもなるわけで、避けては通れませんわね。しかしアニメでもその重苦しさがなかなか視聴者を苦しめている様子。とっとと終わらせて5巻のレース編まで行ってスッキリさせてほしいわ。