ソードアート・オンラインのアニメが(ニコニコの公式配信でも)始まったので早速見てみた。ゲーム内に囚われた現状を示し、クラインと別れたキリトが誰よりも早く次の街を目指して単身飛び出すところまで。今見てみたら原作1巻の66ページまで。台詞も結構踏襲してる感じ。…とか言いつつ確認してるとついつい読み進めてしまう罠。
AW同様にじっくり進行していくと思われるのでおそらく短編エピソードも取り入れつつフェアリィダンスまで行くのでしょうけど、もちろんその数々の冒険譚が映像化されるのは楽しみなんだけど、個人的には日常描写が好きなのでそのへんも期待が大きかったり。アインクラッドでつかの間の新婚生活を楽しんだ森の家とか、そのときの釣り師との交流とか、マザーズロザリオ冒頭で森の家(新しいほう)で仲間とまったりしてるところとか、昼寝キリトの胸の上でシリカのペットのピナが丸まって寝ててその上でユイが寝てたりとか、その新生森の家を獲得するためにアスナが鬼気迫る奮戦を見せるところとか、あるいはリズベットが鍛冶屋で職人っぷりを見せてるところとか。またリアルでもエギルの店でたむろってるところとか。そういう日常描写(アスナの奮戦は日常じゃないな)が魅力的に映るのはやはりアインクラッドでの殺伐とした闘いの日々を乗り越え、以降の数々の冒険を共にしてきた仲間という存在感があるからでしょうね。上記のうちで3段昼寝だけはファントムバレットを下敷きにしたマザーズロザリオの冒頭だけども、それもまあ仲間が集まった日常描写という意味では持ち込むことも可能か。あーエギルの店に集まるのも和やかにやるにはフェアリイダンス以降だな。ともかくそういったニヤニヤできるような日常描写が非常に好きなので楽しみです。まあまだ第一話だけなので特にクオリティ高いという可能性もありますけど、見てるぶんにはいまのところそのクオリティは信頼できそうな印象。
今回またその好きなシーンを読み返そうと7巻マザーズロザリオを手に取ったらつい読み通してしまったのは余談。何度読んでも泣ける。コレは比較的短くまとまっているので、2時間の劇場版とかにピッタリじゃないでしょうか!? そのためにはファントムバレットが若干前提になるので、また1クールで2期をやってもらってからになりそうですが。シノンは出てこないけど、キリトの成長に欠かせない経験があったようですし。
あとゲーム版もAW同様に予定されてますが、こちらはAIキャラを連れて回る疑似MMO的な感じになる模様。主役キリトでアスナらをパーティに入れるのは想像できるけど、リズベットはどうなるんだろ。鍛冶屋としてのみの登場なのか、パーティメンバーにもなるのかな。同行してたら武器が劣化しないとか? あとコレ原作的に、誰か死んだらその時点でゲームオーバーになりそうだな。しかし原作からして魔法の無い物理攻撃一辺倒のゲーム(回復薬とかはある)というのが実際ゲームとしてどうなるんだろうというのは興味あるところ。怖くもあるけど。
そして原作10巻ももう出てるんだよな。鹿児島だと金曜あたりには出てるでしょうか。早く欲しい。なかなか出ないとamazonに頼んじゃいそう。