chaba log2

2012/04/11

「フランケン・ふらん」読んでしまった

カテゴリー: 漫画 — タグ: — chaba @ 08:55

一日いったいどれだけの本を読んでいるんだろうという某有名アルファブロガー氏がわりと好評していた「フランケン・ふらん」が気になっていたので1巻だけ買ってみた。
amazonの評価にも見て取れたホラーでギャグでスプラッタな漫画というイメージは確かにそうで、フランケンという名が示すように人体を切り裂いて改造しちゃうような描写がそこかしこに。で内蔵とかも出血大サービスな感じでどんひゃららと出てくるんだけど、なんか描いてる内容の割にはどぎつくない印象すらある。映画「第9地区」はわりとまじできつかった私でもなんとか見て楽しめるレベル。それでもかなりきっついのは間違いないですが。でも決して印象が必ずしも悪くないのは、作者が怖がらせよう気持ち悪がらせようというというよりやたらめったら楽しんでいる印象が強いせいでしょうか。書評にもあったけど人体や内臓へのリスペクトみたいなのを感じなくもないというか。
絵柄がきついようにストーリーもなかなかきっつい話だったりもします。まあ基本人体が切り裂かれる話ばっかりですしね… グロい展開で最後でイイ話っぽくまとめたなーと思ったらさらにどん底のホラーにたたき落としたりとかそんなのも。若干展開が解りづらい(私の読解力のせいもあるだろうってかそれが主因ですが)ところもあるけど、なかなか話的に意外性も多々あって面白いエピソードが多いです。基本1話完結で。いろんな人を切り裂いて問題解決したりしなかったりといった感じ。
一気に読み終えて、なんか頭に重いモノを残された感じ。夢に出てきそうなぐらいいろいろ強烈です。2巻以降も読んでみたいけどさらに夢見が悪くなりそうでちょっと迷う。

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