昨日のたかじん委員会、中身はなかなか面白かったんだけど気になったのは最後のゲストに対する辛坊アナの態度。様々な疑問に対して各分野の専門家が解説するという展開だったのだけど、最後に登場したのは「嫌韓流」で有名な漫画家山野車輪氏で老人が若者を搾取してるという趣旨だった。そこまでのゲストが場数も踏んでる感じで堂々とした態度だったのに対して、山野氏が若干おどおど気味というか、びっしり書き込んだ原稿を読みつつの解説でした。そこに辛坊アナが「うわっコレ全部書いてるんですか、すっごいですねえええ」とあからさまにバカにした態度で突っ込み。即座にレギュラーメンバーから「新しくTVに出ようとしてる人を潰しにかかってる」「こうやって若者をつぶして搾取してるんだよ」「しかも正社員だし」とか激しく突っ込まれ、たじたじになって以降は低頭でした。山野氏の主張をまさに体現してしまう格好に。
アナの態度を見て思い出すのは、オタク文化を取り上げるときのTVの姿勢なのです。アニメとかそっち系の流行り物を取り上げるときに秋葉原とかにインタビューにいって、やたら悪目立ちするような人物を強調して取り上げ、スタジオ出演者が顔をしかめたりバカにした笑いを取ったりするような趣旨が多いですよね。辛坊アナも所詮はその程度のTV側の人なのかと思うと残念な感じ。
アニメ放映もしているTV局自身がその顧客であるオタク層をひたすらバカにしてるってのも妙な構図ですが、こうやってバカにし続けているから前の政権で支援策を出しても「国立漫画喫茶」だの「アニメの殿堂」だのと揶揄されてしまうんですよね。国際的に評価の高いコンテンツを自ら潰しにかかっている印象がぬぐえません。もっときちんと発信すれば商売にもなるし日本文化の理解にも繋がると思うのですが。もちろん箱モノにいきなり予算付けてどうなのという批判はあるし全部が正しいとは言いませんが、アニメ制作者の悲惨な状況を聞くに付けどうにかならんのかと思います。
それに、オタク文化はどんどん一般化してるんじゃないかとも思うところです。どっぷり浸らずともいくらかでも楽しんでる人は少なくないのでは。そういう人らは頭ごなしにバカにすることはしないだろうし、ひたすらバカにするTVに共感する人はどんどん減ってるだろうし、バカにする対象を設けて安心しているうちにTV離れはどんどん進行してしまいますよと。
2010/05/31
たかじんのそこまで言って委員会、で
2010/05/07
けいおん!! 3話まで
鹿児島ではようやく3話まで放映されました。相変わらず楽しくて良いです。
3話では律がドラムが目立たないのが嫌だーと言い出すところから始まるのだけど、原作に無いオリジナルエピソードらしい。まあ例によって波風も立つことなく日常の中で淡々と展開していくわけですが、最後なんとなく青春ぽくまとまってたな。
そんな中で紬が新曲を披露している光景というのが非常に珍しい感じ。しかも澪が詩をつけたら紬の弾き語りで披露することに…? ていうかそれが完成して披露するエピソードってのが今回のように1人にスポットを当てた回になるんだろうか。長丁場だから1人ずつ主役を張らせるような感じに? まずは律からいったと。まあでも唯澪あたりは常に目立ってる感あるから、律や紬といった比較的バックに回りがち(ステージでもそうだな)なキャラにもスポットを当てようという趣向なんでしょうか。ともかく紬の弾き語りは楽しみです。
今回の曲もそうだけどこれまで劇中歌は全て紬が作曲したという設定になってますが、最初はコードで披露したのを皆でアレンジして音をふくらませていく形なんですかね。でもたとえば、紬に匹敵するぐらい音楽の素養がありそうな梓あたりも曲を出してきたりとかしないのかなーと思ったり。そうなると紬よりもっとギターが走るようなカッコイイ系の曲になったりするんだろうか、それってlazy/listenといったEDの路線か!? 梓が尊敬する澪のためにカッコイイ曲を書き下ろしました!なんてことになってたら面白いなあ。…とか妄想。
そしてオーディオコメンタリーが聞きたいのでBD全巻発注しました。
…それにしても何度見ても1話の出だしは秀逸だと思う。早朝登校しちゃった唯がひとりギター(私の恋はホッチキス)を弾きつつ「必殺技」を開発、よくよく聞くと小さく歌ってる声もかぶってるんですよねえ。ギターの音につられて皆が集まったところで「パン!食パン!」という元気な脱力台詞で勢いのあるOPへ。一気に世界に引き込まれます。
2010/03/24
NHKプロフェッショナル:カズ
昨夜のNHKプロフェッショナルはキングカズことサッカー選手の三浦知良氏。43歳というサッカー選手としてはかなり高齢になりつつも現役にこだわって走り続ける姿勢が凄い。
ブラジルにサッカー留学して帰国しJリーグ創生に立ち会い、まさにスーパースターとしてJリーグ人気を支えていたのが印象に残っています。そしてワールドカップを目指して立ち向かった「ドーハの悲劇」、私もあれはリアルタイムで友人らと集まってTV鑑賞してました。次のフランス大会で出場を決めるも代表に選ばれなかった衝撃。
しかしその挫折こそ、「おまえはここからどう生きるか」というサッカーの神様からの課題ととらえ、上等じゃねえかとばかりに全力で挑む姿。そこからが自分のサッカー人生の本番だったかもしれない、そこまでは余興といったらアレだけど…とまで語る。苦難の日々を、楽しんでいるとまでは言えないけど充実したサッカー人生を全身全力で味わっているんだなーと感じられました。
氏だったら現役引退しても、解説とかコーチ・監督とかタレントとか、いくらでも求められることはあるだろうに(そしておそらく収入も段違いだろうに)、自分のやりたいことを貫くというのはなかなかできるものではない。身体は怪我もしがちで毎日長時間のメンテナンスも必要というけど、壊れるまで使ってくれというかむしろ壊してくれとまで言ってました。
今のチームから解雇されても自分を求めるところがあればJ2以下でもどこでも行くというし、実現可能性は限りなく低いけどワールドカップにはやっぱり出たいのが夢だねえと語るし、とにかく圧倒されっぱなしのプロフェッショナルでした。
2010/02/20
「けいおん!!」2期は全国28局で
http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/news/news1001-03.html#news32
表題の通りなんですけど、「けいおん!!」2期は全国28局にて放映。鹿児島MBCも含まれ、これでBSでの放映に期待せずともよくなりました。これによりtorneでの録画も可能、なのでひとまずレコーダー要らないことに。
しかしキー局TBSが4/6深夜に放送開始というのが解っているだけで、他の局での日時は不明。まあ1週間程度の遅れはどんと来いですが。
けいおん!というと最近フィギュアがいろいろ出ているみたいですがどれも瞬殺レベルのようです。時折2次出荷とかで普通に在庫あるのを見ることもあるんだけど、買い始めたら5名揃えないと気が済まないことになりそうだし… どうせならねんどろとfigmaも揃えたいし…そうなると10体、定価で買えても3万超ってことになりますか。しかし現状では転売価格を利用しないとまず無理、なので何万か上乗せしないと揃えられないんでしょうね… それもそんなに集めたってディスプレイする場所も無い。なので涙をのんでスルーしております。
あとそうやってamazon見てたらドラマCDとか楽譜本第2弾も出るみたいですね。いろいろ金使わせてくるなあ。しかしライブの映像は出ないのかな。
2010/02/09
オーラルヒストリーとUST
NHK爆笑問題、オーラルヒストリーをやってる人が相手だった。伝記でも自伝でもない、対象者にひたすらインタビューしてその語り口のままに文章化するという手法で、主に政治家を相手にやってるらしい。語り口そのままなのでその人の人間性まで浮き彫りにし、また自伝などでは出したくないことまで出てきたりするんだとか。それでも大半は闇だ、という話もしてましたが。
本人の言葉そのままというのは非常に生々しいのだけど、これは最近iPhoneにより広がるUSTREAMにも通じるものを感じる。先日ソフトバンクの孫社長がいろいろ発表してるのを見たのだけど、さすが名だたる実業家だけあって力強いその言葉にはうっかり魅了されそうになります。ていうか聞いてて普通に面白い。本人自身が非常に楽しそうに今後の事業を語っているのが実に印象的。こっちまでワクワクさせられて、この人何か面白いことしてくれるんじゃないかと見入ってしまいます。これが後からwebメディアなどで記事化されたのを読んだりしてもここまで面白くは感じないでしょう。
そういう社長発表みたいな大々的なものに限らず、ローカルなセミナーとかちょっとした飲み会とか、そういったものでも映像で見られると非常に生々しいです。後から文章化されたものとは当然ですが受ける印象とか影響が段違いな気がする。録画されたものを再生でなく、生中継で見ているというのも大きそうですけど。
何が言いたいかというと最近このUSTの台頭がすげーなーと思っていたところで、オーラルヒストリーの生々しさに共通するものを感じだもので。しかし個人が手軽に生中継発信を可能になったのはいいけど、ますます身の回りを飛び交う情報の量は膨大になりますわね。興味ないTV番組見てるより面白いものもある…けど遭遇率が高いわけでもないし。
2010/01/22
torneとか
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100121_343875.html
http://blog.livedoor.jp/htmk73/archives/2376790.html
PS3のtorne発表会開催、とにかく笑えるぐらい軽快らしい。ゲームをしながら録画も可能でほとんど影響は出ない…はず、なんだけどモノによっては出ないとも言えないのでデフォルトではバックグラウンド録画はオフになってるらしい。ダブルチューナー録画はとりあえず不可ですが、技術的には可能かもしれないとか何とかでバージョンアップ対応の可能性もあるのかな。せっかくだからBSチューナー版も出したらどうでしょうかとか言ってみたり。あと外付けHDDは8台まで設定可能、4台まで同時接続可能だとか。BSチューナーとBD書き出しが付いたら最強?
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100121_343770.html
セガのアフターバーナークライマックス発売へ。PS3と360にそれぞれDLコンテンツとして販売され、900円と800MSP。800MSP=1200円相当と見れば割高に感じられるけど、amazonとかで割引販売されてることを織り込むと同じぐらいなんだとか。HDDの余裕からしてPS3を選択したいところなんだけど、セガの実績からしてPS3のほうがちょっと質的に落ちますなんてことも…? まあベヨ某についても並べてじっくり見ないと解らない程度の差違だとは思うんだけど。とりあえずどっちにせよ買います確定。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100121_343865.html
任天堂が珍しく廉価版発売へ。ここのところ特にWiiに関してタイトル不足が懸念されてますが、これだけサードが売れないことがあからさまになってればサードも離れますよねえ… 新しい市場を開拓したのはいいけどゲームを買う人がいなかったという寂しい状況に。任天堂タイトルなら次々に300万とか超えてるのに。とりあえず朧村正は試してみたいかなあ。でもコレがPS3や360で出てたらもっと高精細な画像が楽しめたのかな、とはつい思ってしまう。
そんなところで以下恒例の(?)FF13日記。まだ終わりませんというか暗雲垂れ込めてきた。
2010/01/15
torne続報
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1001/14/news088.html
torneに関してSCEJ側へのインタビュー記事が載ってた。なんとなくまとめると、
・XMBと同等がそれ以上にレスポンスの早いUI
・録画しながらゲームも可、ゲームが重くなることも基本的に無い
・HD録画に1時間6GB程度必要
・外付けHDDに録画可
・BD書き出し機能追加予定は無し
・名前の由来は「撮るね」、スピーディなトルネードの意も
といった感じで、ゲームしながら録画できるのはいいですね。あと容量食いそうだから外付けHDDは必須でしょうか。まあ撮ったら見て廃棄、を繰り返せばいいんだけど。ダビング10に対応しているからどうしても保存したかったらPC等に出せばいい…のかな。
レコーダー買って設置するよりはずいぶん手軽に使えそうな感じではあります。ノートPC向けのフルセグチューナー買おうかと思ってたけど普通にTV使えるこっちのがいいのかな、持ち出したければPSPに出すこともできるし。
あと上記にもあったけど、何故かトロフィーにも対応。ゲームじゃないのに。こちらでも指摘されてますが、BS・CSも対応してればかなり最強な感じに。CSはいいとしてBSはちょっと欲しい気も。やっぱりレコーダー買わなあかんのか。
2010/01/14
PS3で地デジ
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20100114_342222.html
PS3用地デジレコーダーキット「torne(トルネ)」が3月に9980円で発売。合わせて250GBHDD搭載PS3とのセット42800円も。キットとしてはチューナーユニットとレコーダーソフトその他。PSPに出力もできるようです。
要するにコレがあれば地デジレコーダー要らないよってことなのですが、便利…なのかな…? まあそのうちレコーダー買わないとなーとは思ってたのでちょうどいいようなそうでもないような。とりあえず手慣れたコントローラで操作できるのは便利で良いかも。ていうか普通にレコーダー買うと7万程度以上したりするのでその辺考えたら安いような気もするけど専用機だとBSチューナーも付いてたりするしな。
2010/01/08
ソニーの3D対応
http://blog.playstation-cs.jp/201001/article_37.html
2010年内にPS3を3Dに対応させる、とは聞いていた気がするけど夏までにもやるんだそうです。やるからにはコンテンツも出してくるでしょうけど、とりあえずアバターやCGアニメ系の映画が出てくるのかな。でもまだ劇場公開作が出始めたばかりでそんなに豊富ってわけでもないんじゃないかと思うのだけど… 普及ベースとしてPS3を既に抱えているのはソニーの強みかもしれませんが、せっかくPS3なのだから映像コンテンツだけでなくてゲームでの展開も期待したいところ。ていうかそこに例のモーションコントローラも入ってきたりするんでしょうかね? 3Dビジュアルで奥のモノを掴むアクションが必要だったりするときには適応しやすいのかも。
でも映画は既に劇場公開されている既存作がいくつか思い浮かぶけど、ゲームに関しては具体的なものを全く聞いておりません。それに、PS3がFWアップデートで対応できてもTVもそれ用のが要る…んですよね? 映画を観るなら人数分のメガネも要るんでしょうし。アバターで3Dの迫力は感じられたけど、消費者的にはTVとかのハードウェア投資がネックですね。
2009/12/31
「けいおん!」2期決定らしい
http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/
昨日のライブで告知され、公式サイトにも出ました。祝・2期決定。
しかし原作が追いつかないと思うんだけどどうするんでしょう。1期が1年生入学~2年生学園祭までなので、普通に考えればそこから卒業までか。来春で原作での卒業を迎えることだろうからそれを踏まえてのアニメ展開なんだろうか。来月のBD最終巻みたいなオリジナルストーリーもかなり入ってくるのかな。時期も不明ですね。2010年とも解らないのか。ただまあ、1期の盛り上がりが冷めないうちにやるんじゃないかという気はしますが。
しかし公式の「出番だよ、ギー太!」な唯が相変わらず魅力的で素晴らしいんだけど、コレってひょっとして左手3本指だけでギー太を持ってないか? ストラップは垂れ下がってるし、右手はちょっと上の方をつまんでるだけ? 現物持ったことはないんだけど、レスポールって結構重いんじゃなかったっけ。
http://yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-4397.html
ライブに関しても盛り上がったようです。上記サイトに出ていたセットリストを転載しますと、
■セットリスト
01.Cagayake!GIRLS
(MC)
02.ギー太に首ったけ
03.Heart Goes Boom!!
04.Girly Storm 疾走 Stick
05.Dear My Keys ~鍵盤の魔法~
06.じゃじゃ馬Way To Go
07.Maddy Candy
(けいおんコール&レスポンス)
08.Lovely Sister LOVE
09.Coolly Hotty Tension Hi!!
(寸劇:バンド解散→バンド名変更)
10.カレーのちライス
11 ふでペン~ボールペン~
12.わたしの恋はホッチキス(キャスト生演奏)
13.ふわふわ時間(キャスト生演奏)
■アンコール
14.Don’t say “lazy”
(★2期決定PV)
15.Cagayake!GIRLS
■ダブルアンコール
(挨拶、メンバー紹介)
16.『レッツゴー!』(全員)
…といった感じだったらしい。それぞれキャラCDの持ち歌を1曲ずつ披露したんですね。さわ子先生に至っては例の衣装で歯ギターまで披露したというけどほんまかいなw MC表記も少ないんだけど、いちおう音楽主体の作だけに喋りよりも歌を優先した構成だったのかな。寸劇も入ってるか。
しかし注目すべきは「私の恋はホッチキス」を生演奏したという件。これは聞きたい!ていうかこのライブ、メディア販売しないんですかね? ハルヒライブとかも販売してたからやるとは思うんだけど、何故かこの手のってものすごく間が開いてからの発売なんですよね。もっと早く出してくれればいいのに。それこそ2期でもライブやるかもしれないんだからその前に。
とりあえずは1期7巻を楽しみに待つとします。何か2期に関する情報とかも入ってたりするのかな。