chaba log2

2012/12/19

SAO24話

カテゴリー: アニメ, ライトノベル — タグ: — chaba @ 04:39

SAOは24話、いよいよ大詰めになってきて、オベイロンとの直接対決とアスナの救出そしてあの人物との再会。あの人、去り際に「また会おう」と言ってたけど原作でもそうだったっけ、と読み返してみたら確かに言ってました。再登場する気満々だな。今後アリシゼーションのいいところでまた顔を出すんだろうか。
24話は直葉に見送られて自転車で自宅を出るところまで。原作ではここから病院→(時間経過)→学校→エギル店→新生ALOと舞台が移って終わるのだけど、次回でここまで全部やりきれるのかどうか。学校やエギル店のあたりがだいぶ削られそうな気もする… そうなるといよいよMORE DEBANがやばいことに。そういえばMOREさんのほうはアリシゼーションでも活躍するとか聞いたことがあるんだけど、今後何か鍛冶屋で出たりするのかな。今まで出ている3巻ぶんではアスナ以外にはシノンが出てるぐらいだけど。
何度も何度も言ってますが、とりあえず2期でファントムバレット→キャリバー→マザーズロザリオを是非是非お願いしたい。BDが3万とか売れてるらしいからきっとやってくれるとは思うけども。キャリバーはここまでのメンバーがパーティを組んでとあるクエストに挑む話だし、全体にギャグテイストが強く出ていてなかなか楽しいです。アニメ向きだと思う。ていうか動いているのを見たい。しかしトンキーが重要な役割を持っているのが気になるところで、やるなら本来フェアリイダンス編で出るはずだったエピソードへの説明とか回想とかをやってもらわないとあかん。あと短編だったけど「圏内事件」よりはページ数少ないので、アニメだと2話でかなり端折られていた印象のそれよりも2話で収まる…かもしれないけどどうなんだろう。マザーズロザリオはじっくりやってほしいし、たっぷり話数取って欲しいなあ。でもキャリバーは外して欲しくない。 …こういうことばかり妄想してるから、アニメになったときに不満ばかり出てくるんでしょうね。
ところで次回最終回?のタイトルが「フェアリイ・ダンス」じゃなかったことがちと残念。まさかダンスシーン削るのでは…?

2012/12/14

とある飛空士@がんばらない

アニメ化するというので「ささみさん@がんばらない」読んでみた。とりあえず2巻まで読んだ。タイトル通り、引きこもり女子高生ささみさんが頑張らない話。…なんだけど、いつの間にか八百万の神々が暴れ回る話になってる。序盤はおバカでゆるいコメディだけどだんだん深刻さを帯びていったりいかなかったり。2巻になるとますますその落差が激しくなる感じ。
最近こういうの多いですね、っていうか私が好きこのんで当たってるだけかもしれんが。「デート・ア・ライブ」も似たような構成だな。「デート」はアニメが年明けから開始みたいですけど、なんか3巻で出てくるキャラも顔を見せてるんだけど、どこまでやるんだろう。3巻は4巻にがっちり繋がってるので3巻やるなら4巻まで行かないとあかんと思うのだが、まあ中身さほど濃くもないからスイスイ進行するのかな。1クール12話なら1巻3話程度か、そのぐらいで問題なさげ? 「ささみさん」はわりと込み入った話も出てくるのだけどどうなんだろう。2巻程度が12話ならちょうど良いと思うんだけど。
アニメ化はシャフトがやるみたいで、わりと凄惨なシーンもあったりするのでそのへんとかどう見せてくれるのかちょっと楽しみ。

あと以前から名前は気になっていた「とある飛空士への追憶」も読んでみた。こちらはわりとシリアス。架空世界で海を挟んだ島国同士の戦争で、片方は貴族社会、他方は日本をモデルにした国っぽい。主人公は貴族国側に生まれた両国人の混血児で、それだけに厳しい差別に晒されて不遇な孤児だったのを飛空士として名を上げてとあるミッションに抜擢される。そのミッションというのが戦況厳しい中を次期皇女(皇子の婚約者)を複座機に乗せて単機で敵陣突破して本国まで帰還せよといった無茶なもので、その顛末が描かれます。さまざまな困難を乗り越えつつ恋物語も描かれるのだけど、まあしかしこれも貴族のクズっぷりがやたら強調されるのがいちいち辛い。次期皇女奪還ミッションを所望する皇子のバカっぷりも散々示されていろいろ痛い。そんな社会の最底辺でどうにか生き抜く主人公の活躍は胸のすく思いがするのだけど、最後にスカッとさせるためにさんざんいたぶられ続けるのがまあ通例とはいえ辛いところですわね。SAOやAWでも嫌な敵のクズっぷりをさんざん見せつけておいて最後にぶっ飛ばしてスカッとさせるというのと同じ構成ですけど、これで最後に何も救われず終わる話もあるからそういうのは勘弁してほしい。
この「追憶」って去年劇場アニメにもなってたのね。サイトとか見てみたけどヒロインがかなり原作イラストと違ってて困惑した。話題にもならなかったし、劇場数もかなり少なかった模様。原作自体は結構長いシリーズになって続いていて、同じ世界が別の立場から描かれているようです。とりあえず次の「とある飛空士への恋歌」を読み始めてはおります。

2012/12/13

SAO11巻と23話

カテゴリー: アニメ, ライトノベル — タグ: — chaba @ 17:44

SAO11巻購入。さっそく読んだ。予告にもあったように、貴族連中の卑劣な罠が…という展開。こういう身分制度のある話って貴族は必ずといっていいほど下劣な連中だったりする(たまに例外がいて主人公らの味方になったりする)のだけど、なかなか読んでて辛いところです。システム的に権限が保護されてるからますますタチが悪い。まあ能美みたいに延々と2巻分ぐらい苦しめられるわけじゃないからまだましなのかな。この貴族が自己中になっているということについて後半でいちおうシステム的な説明がされているのが面白いところではある。
「アリシゼーション・ターニング」と銘打たれてはいるものの、話が折り返しになるかどうかはまだ言えないらしい。あとがきによると。聞くところではweb版において今までの刊行分全部に相当するぐらいアリシゼーションは長いというからひょっとすると10冊ぶんぐらいあるんじゃないだろか。そうするとここまで3冊、川原氏が年間6冊刊行していて今年はプログレッシブも含めてSAOが4冊になったらしいけど、そのペースでいったとしてもまだ丸2年以上かかることに。先は長い。仮にアニメ2期が来年に放映されても、その次に3期でアリシゼーションってのは無理そうだ。ていうかそもそも2クールじゃ終わらないだろうなあと。アリシゼーションを前後編にして2クールずつ1年おきにとか、さすがにそこまで豪快なことはどうなんだろうと勝手な妄想は止まりません。
とりあえずいろいろ不穏な空気をはらみつつも次巻を楽しみにしておきます。

そしてアニメのほうは23話、いよいよ世界樹攻略が本格化というかガーディアンを振り切ってカードを使って侵入するところまで。次回でアスナ救出と最終決戦、次々回最終話でエピローグ的なあれですかね。あーでも最終決戦のうがああああ!というところで最終回に続く!ってなりそうだな。そうなるとエピローグの時間があまり取れない気がするのが心配だけど、そのあたりも結構今後に続くところで重要なんですけどねえ。しっかり描いてほしいわ。…あー、そうなると時間的にリアル学園の場面はDEBANなさげだな… 最終決着をつけてからラストシーンのALO内での場面までの間にあちこちでいろんな細かいエピソードがあってそのへん大好きなんだけど、そのあたりがまるごと省略されそうな悪寒。まさか「ザ・シード」の説明も無しってことはないですよね?

24話予告も公開されてた。ついにアスナと再会、そしてスゴーオベイロンとの対決となるわけですが… あとは最終話との時間配分だ。予告に出てるぶんが24話前半で全部片付くぐらいだといいんだけど。

しかしつくづく思うんだけど、録画できる放映体勢があるんだったらBDとか買う意味って放映分以外の特典によるわけですよね。オーディオコメンタリーが主だったりするけど、そういう意味では「けいおん!」シリーズはかなり楽しめた。キャストとスタッフのコメンタリーが別に収録されていて、発売されたら本編とそれぞれのコメンタリーを聞いて必ず3周したものです。劇場版ではさらにプロデューサーコメンタリーも収録されていていろいろな方面からの声が聞けて興味深かった。「ガールズ&パンツァー」もキャスト・スタッフが別に収録されているというから楽しみ。特に後者がミリタリー方面を強化してるっぽいのが面白そうなのだ。オマケ映像も短編OVAが付くというし、設定資料も48Pとかだっけ、結構豪華っぽい。
…そうなってくるとSAOの特典はしょぼいと言っていいんじゃないのかな。一番力入ってるのが「ソードアートオフライン」みたいな印象だし。この「オフライン」、新規アニメにアスナやキリト・ユイ他のキャストが声を入れている作りで、ちゃんとシナリオ作ってるのは豪華とも言えるけど、正直あまり盛り上がってない。アニメ自体は省力化の極みでデフォルメキャラのFLASHアニメみたいな作りだし、内容も作中のいくつかのシーンを採り上げていろいろボケツッコミを入れたりとかそんな感じ。アニメが省力化なのはいいんだけどシナリオが盛り上がらなくてぶっちゃけあまり面白くない。こんなんだったらコメンタリーを全話にキャスト&スタッフを別に収録してくれたほうがよっぽどいいわ。キャストとスタッフを混ぜること自体はいいんだけど、2巻だとキャストがせっかく話を真面目な方向で持って行こうとしているところにスタッフが無駄なエロトークを入れて台無しにすることがしばしば。エロトーク自体はいいんだけど、なんというか話の腰をばっきばき折りすぎで。どっちも別に盛り上がってくれれば良いのになあと惜しい印象が非常に強かった。コメンタリーを分けて、キャストコメンタリーに鷲崎氏が加わってればそれだけで最強なんだけどな… 「オフィシャルサポーター」なんだし。
まあBDの構成に不満を覚えるのはアニメ自体に不満が絶えないということもあるのは否定できないところで… 原作に思い入れが強いぶんだけ不満も尽きません。23話も戦闘の各部ではガーディアンのわらわら感とかイイ感じのところもあったけど、最後の突入とかもう少し盛り上げようもあったんじゃないかと。ソレより何よりトンキー切られたのが後半最大の不満なんですが。2期やるならもっと改善してほしい…けど、今期がこれだけ売れちゃってるとそのままいくぜーってなもんなんですかね。BDを買い支えるのがファンとして正しいのかどうか自信無くなってきた。万単位で売れてるんだから「買い支える」必要は既に無さそうですが。

2012/11/27

SAO21話:トンキーショック

カテゴリー: アニメ, ライトノベル — タグ: — chaba @ 20:10

SAO21話見た。トンキー出てこねえええええ! 原作再読してみたところ、3巻はサクヤ&アリシャ会談を終えたところまで、アニメではちょうど20話です。で4巻はいきなり地下世界から始まってトンキーとの出会いを経てそしてようやく央都アルンに至る、という流れ。なのでいきなりアルン入りから始まる21話はトンキー関連を丸ごとカットしていることに。そこからナメクジ話を経て世界樹入り口へ、という流れは原作通りなのだけど、そこまでで120P以上経過しています。4巻全体で300Pぐらいなのに。ここまでじっくり2話使ってもいいぐらいなのに、何故トンキーを切り捨てた… これはやはり、地下世界をちょろっと出すだけで各種設定が大変だからなんですかねえ。エピソード的には1冊5話でちょうどいいぐらいだと思うのだけど、妙にペース速い感じもする。そのぶん今回はリアルでの直葉とのあたりとかナメクジのあたりがじっくり描けた…のかもしれんけど… トンキーは後のエピソードにも重要なんだけどなあ。あー… どうするんだ本当に。キャリバーやらないの? 回想シーンとかでちらっと出せばいいやってもんなんだろか。
ていうか全25話なんじゃなかったっけ。あと4話もあるよ? むしろ妙に間延びしないかと心配になってくるわ。エピローグで丸1話使うのかな。それでも3話は長くないか?

2012/10/15

SAOP1

カテゴリー: ライトノベル — タグ: — chaba @ 10:09

「ソードアート・オンライン プログレッシブ」1巻読んだ。収録作は「星なき夜のアリア」「ヒゲの理由」「儚き剣のロンド」の3作で、それぞれ160P程度、20P程度、300P程度といったところ。結構厚いです。
「アリア」は1層ボス攻略の話で、電撃文庫MAGAZINE付録の「まるごと1冊 川原礫」に収録されていたのを読んだけど、もしかしたら以前にMAGAZINE本誌に掲載されてたりするのかな。ともかくキバオウとディアベルが登場することで知られるアニメ2話のエピソードでもあります。アニメのほうはだいぶ端折っているけど、話の流れは同じ。一番違うのは攻略会議以前に、迷宮で自暴自棄なソロプレイに没入するアスナにキリトが出会うところですね。これは今巻の「ロンド」もそうでありあとがきで作者も触れているけど、そもそもアスナと出会うのはもっと後のはずだった気がするけどいきなり1層から出会ってその後2層でもかなり行動を共にしているんである。まあでも別のパートナーと共に居るよりはアスナがいたほうが落ち着く気がするのも事実。
「ヒゲの理由」はその名の通り、情報屋のアルゴがヒゲ状のフェイスペイントをトレードマークにしている理由が語られるややコミカルなエピソード。最初の「アリア」で1層がクリアされて2層へのゲートが開放されて、待ち構えたプレイヤーが2層に殺到するなかでキリトが遭遇するアルゴとの話。
そして2層クリアに向かうのが「ロンド」。このプログレッシブではアインクラッドのシステム的な詳説もテーマにしているそうで、最初の「アリア」ではボス攻略レイドを、「ロンド」では武器強化をテーマにしているそうな。次の3層でもタイトル「黒白のコンチェルト」とテーマのキャンペーンクエストは決まっているらしい。この「ロンド」は300P程度あってこれだけで1冊にしてもいいぐらいなんだけど、内容的にも武器強化を中心に据えつつもボス攻略まで走り抜けていますので読み応えもなかなか。キリトとアスナが協力してとある謎の解明に立ち向かうのは「圏内事件」にも似た雰囲気がありますが。
しかしまだギルドも正式には組めなかったり各プレイヤーの装備品も心許なかったりと、MMO開始から間もない世界の雰囲気というのはわりと感じられます。私の経験した範囲で言うとFF11でまだLV10あたりの頃でしょうか。徐々に行動範囲も広げつつ、少しずつクエストもこなして装備もどんどん上げていっている最中。でもまだサポートジョブ取得とかジュノ到達とかいった、劇的に環境が変わる状況には至っていないような。今後ともじっくり描いていってほしいところですが、しかしこのプログレッシブは1年1冊が限度かなあとも作者語る。まあSAOもAWもそれぞれ本編を抱えているわけですからねえ。SAO本編のアリシゼーション3作目になる11巻は12月刊行みたいで予告が出てるけど気になる展開になりそうだし。
今後進んでいくなら、アスナとリズベットの出会いも描かれることを期待したい。1層ずつ攻略していくのなら最前線では無いリズ自身の成長というのは描きにくいかもしれないけど…そういうのはむしろプログレッシブじゃなくて今までもあった短編集の扱いのほうがむしろ入りやすいかも? リズが出るならシリカも出て欲しいなあ。今回の「ロンド」で商売に踏み出すきっかけを得たんじゃないかというエギルのその後も気になるしw

2012/10/09

SAO14話

カテゴリー: アニメ, ライトノベル — タグ: — chaba @ 21:12

アインクラッド編、無事終了。なんかいろいろ端折り過ぎというか物足りなさを感じる演出もそこかしこにありましたが… うーんあんなもんかな… もうちょっとラストバトルは感情的に盛り上げて欲しかったな… しかしニコニコで見てると相変わらず罵詈雑言がひどいことに。どうしてこうなった…
TV放映では本編終了後にキービジュアルとともに次回新章!みたいな予告もあったようですけど、ニコニコだとそれも無し。しかしそのキービジュアル、わりとネタバレなような気もするが… まあ1話2話で全部出る程度でしょうからいいのかな。
そしてSAOといえばアスナが「薄い本」で大人気であり、しかも公式からもいわゆる版権絵でもわりとセクシーなものが出てる気がする。…のだけど、今後はきっとリーファの人気がそっち方面でも高まるんじゃないかと… いろいろ条件揃ってるし。
とりあえず最終回のサブタイトルが「フェアリイ・ダンス」であろうと予想を立てておいて、今後も楽しみにさせてもらいます。…そういえば明日にはSAOプログレッシブ001も出るんだったな。こっちではいつ出るんだろう。

あとPSPゲーム版、75層でアインクラッドが終わらずその続きが描かれるらしい。なるほどそう来たかという感じですが、でもアスナとも組めるみたいだから微妙にストーリー展開も変わってきてるのかな。そして誰と組むかというのが重要みたいだから、2人パーティで進むことになるんだろうか? で誰と進めるか(=親密度を高めるか)によってエンディングも変わってくるとかそんな感じ? 魔法使いが存在しない世界なので誰と組んでも基本肉弾戦になりそうですが、なんか見てるとクラインやエギルとの話もありそうだなw なかなか情報が出てきませんが、これは発売は年明けてからだったっけ。

All You Need Is Kill

カテゴリー: ライトノベル — タグ: — chaba @ 20:59

なんだかあちこちで評判を目にしていた「All You Need Is Kill」、amazonで買おうと思ったときに在庫無くて、ローカルな話ですがオプシアにも無かったけどマルヤガーデンズのジュンク堂にはたくさん置いてあった!さすがジュンク堂!なんかいろいろ置いてる!
今作はギタイと呼ばれる人間大のカエルみたいな謎の存在に侵攻される人類の闘いの最前線、機動ジャケットといういわゆるパワードスーツ的な装備で立ち向かう主人公の物語。この主人公、新兵として送り込まれたその初戦でいきなり戦死…したかと思ったら出撃前日に戻ってしまう。それを何度も何度も繰り返していくうちに歴戦の戦士になっていき、やがてタイムスリップの謎にも立ち向かったりとか。
全体にハードなタッチです。過酷な戦場で、わりとバタバタ人が死んでいきます。集英社スーパーダッシュ文庫なのでカテゴリ的にはラノベなのかもしれないけど、ラノベらしいゆるさとか萌えはほとんど無し。途中何度か出てくる女性整備士がかろうじてそんな感じがするぐらい? ともかく読み終えたらすげえ満足感ありました。面白いです。
これ確か映画化とか聞いたような、と思ったらトム・クルーズ主演で2014/3/14公開とか。1年半も先かよ! まあでもトム・クルーズ主演作ならそうそう下手なモノは作ってこないでしょうから映像的にも期待してていいのかも? アクションは基本肉弾戦で派手だし、映画向きかもしれません。ただ映像化すると、結構派手に人が死ぬ場面とかどうするんだろうとも思う。そのへんはさらっと流すのかもしれないけど、あまりあっさりしすぎても過酷さが伝わってこないし。

2012/10/07

武装神姫 LOST DAYS とか

カテゴリー: ライトノベル, 読書 — タグ: — chaba @ 05:07

「武装神姫 LOST DAYS」読んでみた。「武装神姫」が今期アニメ化されたとかで面白そうに思えて関連作品とか調べてたらとりあえず小説版の1つが入手できた。
中身としては刑事が神姫にまつわる事件に挑む物語。しかし表紙とカラーイラストの萌え萌えっぷりとは裏腹に、ハードボイルドというのか話は結構シビアです。人も、そして神姫も結構死にます。アニメ版の情報を見てると神姫たちがわいわいきゃっきゃしつつマスターのために働いたり闘ったりするという印象(まだ見てない…こちらでは20日のBS-TBSまでお預け)なのでそういうのを期待してたら全然違ってた。というかそもそも、「武装神姫」って1つのストーリーがあってそれをアニメやゲームや小説や漫画にしてるというよりは、設定だけは確立してるけどそれぞれの世界を展開してるって状況なんでしょうかね? そのへんよく解らん。
とりあえずはアニメの放映待ちなんだけど、あまり期待しすぎるのもアレだからほどほどにしておこう。そしてついでにPSPゲーム版もamazon待ちだったりする。2本出ていて、2のほうが初代を全部含んでいるし初代はロード等に難ありという話だったので2を買ってみた。しかしDLCの猛攻がひどいことになってるとも聞くのでどんなもんなんでしょう。ゲーム的にはアーマードコアを萌えフィギュアでやる感じみたいですが。

あとラノベつながり気味に、「デート・ア・ライブ」読んでみた。突然理不尽に出現しては大災害をもたらす「精霊」、女の子の姿をしているそれを鎮めるためにデートしろという話。いろいろふざけた設定なんだけど、中身はもっとふざけていてリアルとギャルゲーをリンクしてたりとか色々。何というかコレ、もうちょっとふざけたところを収めてもっと中二病的にやったらもう少し読みやすいんじゃないかとも思ったり。ふざけすぎていまいち感情移入できん。これは「のうりん!」にも感じたのだけど、メイン読者層であろう今どきの中高生にはこういうスタイルのほうが受けるんだろうか。オッサンにはつらいです。いやラノベ読むオッサン自体が痛いのかもだけど。

感情移入といえば「LOST DAYS」のほうも、時折主人公の行動に「?」なことがあったりしてのめり込めないこともしばしばだった。あと体長15cmぐらいの神姫を相手に会話してるときとか、目線がどうなっているのか相手が立ってるのか浮いてるのかよく把握しきれなかったりで、場面が思い浮かべにくいところも散見。いやこのへんは単に私の読解力不足とかいろいろ見落としてるせいってのがかなりありそうだけど。

2012/08/23

リズベット出た

SAOアニメで「心の温度」、ついにリズベットの話に。まあだいたい原作通りでしたが、店番のNPCは出てこなかったな。外見的な可愛さではシリカのほうが印象強かったけども、リズのほうが恋に揺れる心情を積極的に描いていたので視聴者の共感はわりと得ていたような印象。ただ、肝心の鍛冶のシーンが何だか(リズに)力入ってない感じだったのがちと残念。ポコポコ叩いてるだけで。これは原作でも描写されてるのだけど、実際に物理エンジンとかで鍛造するわけではなくて、一定のスキルを持ったプレイヤーが規定の素材を規定の方法で加工することで生産が実行されるので、本当に鍛造の動作が必要なわけではない。なので原作通りというかアインクラッド世界では正しい描写なんだけど、見てるぶんには物足りない感じがしてしまう。それでも自分は魂を込めるんだ、というリズの心情が原作にはあるので、そのへんは見せて欲しかった気もする。
そして次回から本流に戻って原作1巻の続きになるわけですが、予告映像でアスナが私服で料理を振る舞うシーンが出て「いきなり新婚生活!」とか言われてますけどあれってレア食材を手に入れたキリトと半分こするために自宅に招待してるだけですからw とはいえリズ編でもその片鱗がうかがえるように、だいぶ心は傾きかけてる状態ではある。ここから親衛隊のあの人の絡みが出てきて森の家に行って、そこでようやくユイも登場か。そこまで来たらもうあとはアインクラッドの結末に向けて一直線ですね。
原作ではアインクラッド終了時にリズにも少し出番があるので、おそらくシリカも出てくるんじゃないかな。そしてフェアリイダンスへ、と。フェアリイダンスもミッション終了してから少々エピローグ的な話が付随してるけどそのへんどう扱うんでしょうかね。丸々1話ぐらいはエピローグに使って欲しいぐらいですが、っていうかエピローグの最後の最後で「フェアリイダンス」がようやく披露(?)される流れなので、あれは必須かもしれん。ストーリーには全く関係無い(…こともない?)んだけど非常に印象的なシーンですし。
で、このまま好評に終えられたら2期1クールでファントムバレット、劇場版でマザーズロザリオという流れを繰り返し要望してきましたが、考えてみたら2期を2クールにしてファントムバレットからキャリバーを挟んでマザーズロザリオまで行くという手もあるかもしれない。でもマザーズロザリオって1冊で非常によくまとまっている話なので、劇場版としてハイクオリティに仕上げたモノも見てみたいなあとも思ったり… ところでマザーズロザリオってファンにも非常に評価の高いエピソードみたいですね。逆にファントムバレットはあまりそうでもないとか。世界が変わりすぎたせいでしょうかね。アスナがほとんど絡めないせいもあるのか。
ところでSAOはソーシャルゲームにもなる様子。まあキャラも舞台も揃ってるし、ソーシャル向きかもしれませんね… また例によってカードバトルのようですが。ソーシャルは手を出す予定無いけど、それとは別にとりあえずPSP版は気になるところ。VITAだったらもっとキャラとかキレイになりそうだけど、普及台数から仕方ないか。

AWアニメのほうは沖縄編が無事終了して、次回からまた暗黒の能美編に。まあ考えてみたら原作でも3〜4巻に渡って長々と描かれているし今後ずっと関わる加速研究会の登場にもなるわけで、避けては通れませんわね。しかしアニメでもその重苦しさがなかなか視聴者を苦しめている様子。とっとと終わらせて5巻のレース編まで行ってスッキリさせてほしいわ。

2012/08/17

AWとSAO

アニメAWは18話、沖縄編がじっくり進行中。沖縄編って原作でどのぐらいのボリュームなんだったっけ、ちょっと手元にない(というか分散散逸してる…)ので確認できませんけども、原作でも能美編の結末に繋がる形になっていたのは印象に残っている。なので同時進行のエピソードをきっちり見せてきれいにまとめる流れになるんでしょうね。しかしこうなると本当に能美編だけで終わりそうだ。5巻のレース話もなかなか印象深かったように思うのだけど、もはやそこまでは難しいか。ていうか加速研究会・災禍の鎧といった大ネタはひたすら引っ張るだけ引っ張って次期をうかがわせるだけなのかな。まあAWも10巻越えて長い話になってますし、SAOよりもエピソードがきっちり切れない感じだし。
ところで今回アニメEDで、キャラデザイン協力として「合鴨ひろゆき」氏の名前が出てるのに気づいた。電撃文庫MAGAZINEでコミカライズ版を担当してる人なんだけど、そういえば原作イラストよりもコミック版にむしろアニメの造形は近いような気がしないでもない。全体に眼や髪の色素が薄くて日本人ぽくない感じとかも。
原作SAOは12巻、妙にコミカルというか軽い印象だった前巻からはいささかシリアス度が増した感じ。しかしここまでの悪役というと能美に代表されるような、とにかく強欲・傲慢を全面に出してなかなか共感しづらい連中ばかり(それだけに倒したらスッキリする)だったけども、今回出てくる悪役…というか敵方はなんか一分の理というか、その抱える事情をちょっと匂わせる印象。バーストリンカーはそれぞれのトラウマやコンプレックスを具現化した外見や武器を持つということになってるけど、この悪役もなんかそういうのを端々に感じさせるんですよね。ハルユキ側に重要な情報を提供したりもするし、単純な悪じゃない感じ。前巻から出ているウルフラムもなんか複雑な存在だし。ついでに今巻で出てきたチョコの人、3人揃ってそのうちブラックロータスに挨拶に来たいって言ってるからレギオン合流とかもあるんだろか。そして今巻も、最後で突然意外な「あの人」が登場し、華麗に続くのはもはやお約束。

ついでにアニメSAOは6話まで行って圏内事件がようやく終わってました。しかし2話使ったのに大胆な端折りっぷりでなんだか感慨薄い印象だったのが残念。原作だともうちょっと情感に訴えるものがあったように思うのですけども。団長も出てこなかったな。まあこの2話で、結婚システム・ラフィンコフィン・料理といった今後に繋がる要素を提示して、さらにキリトとアスナがわりと仲良くなる課程も示せたからいいのかな。
そして次回ついにリズベット登場。公式サイトでは予告編も公開され、イイ感じに動いています。とにかく鍛冶職人としてのこだわりっぷりを見せてほしい。しかし予告でちらっと出てくるけど、立派な店を構えてずらりと自慢の品々を並べてるというのは、職人としてかなり成功した部類なのかな。まあアスナに髪色や服装のアドバイスを受けたら売り上げが倍増したというからそのへんの効果もあるのかw 原作では店番にNPCを使って自分は奥の作業場に籠もっているという描写が(NPCを雇えるほど繁盛しているという意味もありそうで)何となく好きなんですけど、予告編見るぶんにはまだNPCが見当たらない。このNPCについては、短編の最後でもちらっと描写されるところがあったりするので、どういう外見なのか楽しみにしてたりもするんだけど…出てくるんだろうか。
上記AW12巻の巻末予告によると、次はSAOプログレッシブ1として10/10に出るそうな。その次がSAO11で「晩冬」というから…順当に行って2月? ともかくプログレッシブ1の収録作としては、先日のMAGAZINE付録に収録されていてアニメ2話のベースともなった「星無き夜のアリア」含め全3作。てーことは他にBD収録作と書き下ろし1作といったところでしょうか? ていうかプログレッシブ、「SAO11プログレッシブ1」とかじゃなくて完全に刊行としては切り離してカウントするのね。それだけにプログレッシブもどんどん出して行く意向なんだろか。アリシゼーションもかなり長いらしいけど、いったいどれだけ続ける気なんだw 読者としては楽しみだけども。

« 新しい投稿古い投稿 »

Powered by WordPress