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[ A列車で行こうDS ]
KILLZONE2と一緒に買っていたというかkonozamaだったんですが、A列車DSもちょっとやってみた。
PC版のファンからも名作として名高いA4をベースとした移植ということで、お馴染みのクオータービューが懐かしい。いくつか用意されたマップで課題をクリアして行く構成のようで、最初からある程度の選択は可能だけど最初のマップからやるとチュートリアルもあるということで最初からやってみる。
最初は本当に基本からやってくれて、線路の敷設とか列車の配置とかそのへんから。それで徐々にコマンドを解放しつつ小さな課題(駅の利用者500名達成とか)をこなしていく流れ。これのおかげで無理なく馴染める印象です。で最終的に最初のマップでは黒字にすることが課題なんだけど、調子こいていろいろ路線拡張してたら経費がかさみすぎて初年度は赤字でしたw でもおかげで黒字路線を保有できていたので、翌年の納税後に見事黒字達成でクリア。マップの課題を全部クリアしたら、次のマップに切り替えてもいいしそのマップでそのまま発展を楽しんでもいいのが面白い。でもセーブが3カ所しか無いので全マップを保持はできないのが辛いところ。まあ仕方ないですかねえ。DSiならSDカードにセーブとかできたらいいんだけど、そうすると解析とかされると困るかな。
で次のマップに進むと、今度はいよいよ資材とかバスとか、独特の要素が出てきました。資材を制する者がA列車を制すとまで言われたかどうかは不明ですが、都市の発展にこの資材の運用がキモなんですよねえ。これを上手く回すのが重要な面白味です。そしてバスとトラックできめ細かい運用を導入すると、ついに3D視点も解放されました。これはPS版で初めてシリーズに導入されたもので、列車やバスの視点から自分の街を眺めることができるものです。まあ見栄え的には正直しょぼい感もあるんですが、上から見ていた建物の脇を通り過ぎたり列車とすれ違ったりするとちょっと感動します。しかも今回はオート視点みたいなのがあって適当にカメラを切り替えつつ見せてくれたりするので芸が細かい。
やる前は、DSの狭い画面ではやりづらいんじゃないかと不安もありましたけど、実際やってみるとあまり気にせず楽しめています。まだ初歩的なマップだからというのもあるかもしれませんけど。3D描画がそれなりというのもDSだから過度な期待はしてないしむしろ頑張ってるんじゃないかと思うほど。なんだかんだでかなり気に入っています。やるじゃないかアートディンク。

アートディンクというと最近どうもぱっとしない印象ばかりで、ルナティックドーン新作を発表したものの延期延期ばかりでここへきてレジェンドパックとかでまた再販を始めてたりしてどうなってるんだとも思ってましたが、今回のADSはなかなかの快作に思えます。ファンにも好評みたいだし。まあリメイクにすぎないといえばそれまでなんですが、それでも現代のハードで過去名作をきっちりまとめあげた出来には素直に賞賛を送りたい。普通に面白いし感触もいいし。
そんなわけでますますアートディンクには頑張っていただきたいところ。…レジェンドパックの第3段はアトラスですか。A列車パックぐらい買ってみるかな…
2009-04-29 20:37:44
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